お客様の声

DIAを全社受検し、DX人材の偏りを見える化。
DX人材の更なる発掘と、全社の知識の底上げに成功。

株式会社 中央図研

業種 機械設計業
従業員数 210名
用途 DX人材育成

有力な顧客が急速にDX化方向に事業変革を進める中で、当社はDX化を含めて新たな展開推進するパートナーとして位置づけられています。現場で発生する実に種々雑多なバリエーションを最適化することなどへのお客様から当社の期待が高まっており、社内のDX人材の層を厚くすることが急務となっています。

DX人材育成に取り組んでいる背景は?

当社は顧客の開発シーンをリードするために、設計・CAE・Operation & Maintenance等の技術サービスおよびソリューションを行っています。
有力な顧客が急速にDX化方向に事業変革を進める中で、当社はDX化を含めて新たな展開を推進するパートナーとして位置づけられています。現場で発生する実に種々雑多なバリエーションを最適化することなどお客様から当社への期待が高まっており、社内のDX人材の層を厚くすることが急務となっています。
ここ数年拡張しているソフトウェアベンダーの代理店ビジネスにおいては、ユーザーへの個別具体的なソリューションを実現するエンジニアリング企業としてのポジションをより強化することへの要望が強くなってきており、DX能力の範囲の拡張と伸長が不可欠です。

これまでの人材育成に対する課題感(社内施策、外部施策双方の面から)

既存の顧客から新たな技術領域を含む実務を獲得し、実践を通して能力を身につけていくことを人材育成の中心に据えてきました。特定少数の顧客との親密なコラボレーションがメインであったこれまではそれで良かったのですが、新規顧客、新規パートナーとの新たなビジネス展開が多くなってきた現在では、体系的かつ汎用性のある能力獲得の必要性が高くなってきました。
社内施策としては、共通素養としての基礎教育とともに社員のポテンシャル・適性の把握が急務であると考え、研修、セミナーを実施しています。
多岐にわたる専門分野については、極力外部機関の活用を考えています。

なぜDIA人材育成の受講を決めたのか?

まず、当社ではDX人材の現状把握と発掘のために全社員を対象にHR君DIAを受検させました。
その結果、DX人材マップができあがり、新たなプロジェクトへの人材配置などを考える上で役立っています。また、現状としてDX人材の偏り・不足というのも明確となったので、すぐにDXリテラシーコースの受講を決めました。
スピード感を持って人材育成をしていく上でDIAの教育育成プログラムは、AI等DXに必要な基礎知識を幅広く網羅された内容だったため、偏りや知識不足を補うメニューとして最適だと判断しました。

受講してみて良かったポイント/改善ポイント

今回の受講の目的はDXの「リードしていく人材育成」と「偏りのある知識の底上げ」でした。受講者からは一定の習得ができ幅広く知識を押さえることができたと反応が得られたことは効果が取れたと考えています。
受講者からの声としてもぼんやりしていたAI関連の知識を掴むことができた。また、不足と感じていたイノベーティブスキルの知見を得られた。学習の場に困っていた分野も網羅されており、学習が進んだと好反応でした。
結果として、DXを推進していく上での全体像が描けたという点において、目的をクリアできたと考えています。

受講してみて良かったポイント/改善ポイント

受講者

交易場様

良かったポイント

自動車の車両開発などでCAE解析に従事しており、CAEへのAI活用のニーズが高まる中、自主的にAIの学習を進めていました。

今回の受講で、AI技術に関しては更に深く理解することができて、イノベーティブスキルについては、新たに知見を得ることができました。

また、今後のモビリティの電動化対応を見据えて、熱マネジメントに特化した1D-CAEの代理店業務を新たに始める上で、UX、イノベーション、デジタルマーケティング、プロダクトマネジメントについては学習の場がなかったので助かりました。紹介された本も2、3冊購入して現在読破中です。

DXの教科書についても改めて見直しできたので、DXを推進していく上での全体像を理解することができました。ワークシートも頂きましたので、少しずつではありますが、トライを始めています。

受講者

神谷様

良かったポイント

聞いたことはあっても、ぼんやりとしたイメージでしか掴めていなかったAI関連の技術を理解できました。身近な活用例と合わせて段階的に説明してくれるので非常にわかりやすかったと思います。普段の生活の中で、あの技術が使われているかもと想像できる場面が増えました。

今後DX人材育成を行うことでなにを実現していきたいか

オペレーションの現場の現実っていうものは理屈やセオリー通りにいかないバリエーションだらけです。エンジニアリング企業である当社は様々な客先のそのようなシーンにどっぷり入り込んで業務を推進していますから、まずはDXで「見通し」を良くしたいですね。
自社が得意としているシミュレーション技術などにさらに磨きをかけ、リアルだけではなく、まだ現実にはない可能性も「見える化」して、お客様が「視界良好」な状態で躊躇なく前進するのに役立てると嬉しいですね。

エクサに期待することを教えてください

現在エクサコミュニティやセミナーまた、コンテクスチュアルのトライアルなどから最新の動向や技術など情報を活用させていただいており、DXの基礎知識拡充や、最新事例理解など知識習得に役立っています。
今後さらに期待するのが、世の中の最新の現実に適合した情報(例えばノウハウ・ナレッジ・ツール等)の提供です。今日の情報過多の時代においては、情報の取捨選択が非常に難しく、煩わしく感じています。ビジネスシーンに落とし込んで活用していく手法などがあると嬉しいですね。当社としては、個別具体的に突っ込んだテーマで一緒に現実を作っていくことができるとさらに嬉しいですね。

また、DXリテラシーコースなど育成プログラムにおいては、新しい技術が頻繁にでてくる分野だと思うので、どんどん更新したものが活用できるとよいと思います。
さらには、コミュニティの場を通じて、企業間交流が活発化し、win-winの関係を築ける新たなビジネスパートナーとのマッチング等、先導・牽引していただけることを期待します。