お客様の声

各社員のDXスキルを把握し、学習をパーソナライズ。アイデア創出プログラムでは5つが実現に向けて進行中

阪急阪神不動産株式会社

業種 不動産業
従業員数 約1000名(2023年5月時点)
用途 DX人材の発掘・育成
DX推進部 兼 人事部課長
向原 孝樹 氏
DX推進部 課長
清家 邦晴 氏
※所属部署、役職などは取材当時

Overview

課題

  • DX人材育成を始めるにあたり、まずは社員のDXスキルの現在位置を把握したかった
  • 全社員の「ビジネスデジタル人材」化を目指し、全社員を対象にしたDXのリテラシーやマインドを醸成できる学習コンテンツを求めていた
  • 各部門ごとに選抜した社員に対して、より高度なDXスキルを身につけてもらうための研修を計画していたが、IT関連部門以外では誰を選抜対象とすべきか悩んでいた

exaBase DXアセスメント&ラーニングを選んだ決め手

  • ラーニングコンテンツだけでなく、DXの実践に必要なスキルや素養を計測・スコア化できるアセスメントを備えている点に魅力を感じた
  • アセスメントでは、回答者のレベルに応じて問題が自動的に変化することで、評価精度が向上し、過度に簡単または困難な問題に時間を無駄にしない点にも魅力を感じた

exaBase DXアセスメント&ラーニングを受検・受講した効果や感想

  • 全社員約1000人に「exaBase DXアセスメント&ラーニング」のアセスメントを受検してもらい、現在位置の把握やDX人材の発掘ができた
  • アセスメントにより、DX素養の高いポテンシャル人材も発掘でき、選抜研修の受講者をデータに基づいて決めることができた
  • 「Udemy Business」と「exaBase DXアセスメント&ラーニング」を連携させ、アセスメントの結果をもとに個人ごとに最適な学習コースをレコメンド。効率的なスキル習得ができている
  • DXのアイデアを創出する実践型プログラム「ビジネスアイディア・創出プログラム」では、5つのアイデアが実現に向けて動き出した
  • DX人材育成と並行して、経営幹部に対する「DX研修」も実施。DXの重要性や方向性を共通認識化した

阪急阪神ホールディングスの不動産事業を担う阪急阪神不動産。同社では、2022年4月の「DX推進部」立ち上げと同時に、全社員約1000人を対象としたDX人材育成をスタートさせることとなりました。

そこで選んだのが、経済産業省策定の「デジタルスキル標準」 を網羅・準拠したDX人材発掘・育成サービス「exaBase DXアセスメント&ラーニング」です。DXの実践に必要なスキルや素養を計測・スコア化できる「アセスメント」を全社員が受検し、部門や個人ごとのDXスキルや素養を見える化。eラーニングコンテンツで、全社員のDXリテラシーを底上げしました。

さらに、 より専門性の高い人材を育成するために、エクサウィザーズ提供の「ビジネスアイディア・創出プログラム」や「データ分析演習」など実践的な育成プログラムも積極的に展開しています。

本記事では、「exaBase DXアセスメント&ラーニング」導入の決め手や効果、今後の展望などについて、DX推進部兼人事部 課長の向原 孝樹 氏とDX推進部 課長 清家 邦晴氏に伺いました。

DX人材育成をスタートするには、現在位置の把握が必要だった

──DX人材育成において、目指されていることをお教えください。

向原: DX人材育成を通して、最終的には、全社員が全社横断的なDXを推進できる「ビジネスデジタル人材」になることを目指しています。

出典:阪急阪神不動産株式会社

導入の決め手は、回答者のレベルに応じた問題が出題されるアセスメント

──「exaBase DXアセスメント&ラーニング」の決め手は何でしたか?

向原: やはり何と言っても、ラーニングコンテンツだけでなく、DXの実践に必要なスキルや素養を計測し、スコア化できる「アセスメント」まで提供されていることに魅力を感じました。

回答者のレベルに応じて出題される問題が自動的に変化する点も良いと思っています。適切な難易度の問題で回答者のスキルを把握することができるので、評価の精度はおのずと上がります。過度に簡単または困難な問題に時間を無駄にすることもないので、回答者にとっても評価者にとっても効率的な仕組みだと思っています。

約1000人の全社員がアセスメントを受検。意外なDX人材やポテンシャル人材を発掘

──全社員でアセスメントを受検された効果をお教えください。

清家: 思わぬ部署にDXスキルを持った人がいることや、意外な人がDXの素養を持っていることが分かりました。選抜研修に参加してもらう人を決める際にも、意欲はもちろんのこと、定量的に判断できるというのはデジタル的な発想としても良いと感じます。

当社の結果を、他社も含めてこれまでアセスメントを受検した全受検者の結果や業界内の結果などと比較ができるので、相対的にレベルが分かることも魅力だと思っています。

全業界の中で、不動産業界自体がデジタルリテラシーはそれほど高くないことが分かりましたが、これは逆にいうと、先手を打てばチャンスが広がるかもしれないということです。それが客観的に知れたのは面白かったです。

個人ごとに最適な学習コンテンツをレコメンド。効率的にDXスキルを習得

──ラーニングコンテンツも全社員に展開いただいていますが、社員の方からの反応はいかがですか?

向原: デジタルに詳しくなかった人からも、「DXの重要性や全体像を理解できた」という声をもらっています。苦手意識も減ったと思うので、DXに関わる用語なども、社内共通で使っていけるという点でも効果があったと考えています。

──オンライン学習サービス「Udemy Business」との連携による、学習コースのレコメンドはどのように評価されていますか?

向原: 「Udemy Business」と「exaBase DXアセスメント&ラーニング」を連携することで、アセスメントの結果をもとに、個人毎にパーソナライズされた学習コースをレコメンドすることができています。現在は、DX推進部のメンバーを中心に使用していますが、スキル習得がより効率的になったと感じています。

「ビジネスアイディア・創出プログラム」や「データ分析演習」で実践力を強化。実際のDXプロジェクトにも発展

──「ビジネスアイディア・創出プログラム」もご活用いただきましたが、どのようにご評価されていますか?

向原: DX推進部のメンバーを中心に5つのグループにわかれて、エクサウィザーズさんの講師に伴走支援をしてもらいながら、チームで課題を設定し、施策に落とし込む3日間のワークショッププログラムを受講しました。

DXの事業を企画するとなると、とっつきづらい印象がありましたが、課題は何で、顧客体験はどのようなもので、投資効果をどう判断するかという流れは、普段のビジネスの手法とあまり変わらないと知れたことは収穫の1つでした。

反対に、投資効果判断や技術活用の方法や考え方など、普段のビジネスとは異なる点を知れたことも大きかったです。

──ワークショップの最終日には、DX管掌役員の方へのプレゼンも行いましたが、どのような評価でしたか?

向原: プレゼンに対しては、役員から非常に鋭い指摘をされたのにはびっくりしました。

5チームそれぞれが発表したアイデアは、人事データを離職防止にどう活用するかや、マンション管理業務をいかに効率化するかなど、まさに普段の現場で感じていた課題を解決するものだったこともあり、単なる研修としてではなく、本当の事業企画として受け取ってくれたのです。

現在は、事業企画案の実現に向けてそれぞれ動き出しており、非常に効果的な研修だったと感じています。

──2023年度からスタートする「データ分析演習」には、どのような効果を期待されていますか?

向原: 業務の生産性や顧客体験の向上を目的としたデジタル化には欠かせない、データへの理解を促す効果を期待しています。対象者は、各部のデータ管理を所管する管理職を指名するのに加え、受講希望者を公募し、選抜します。

経営幹部に対する「DX研修」も実施。DXの重要性や方向性を共通認識化

──DX人材育成と並行して、経営幹部の方々に対する「DX研修」も実施しました。この効果はどのようにお感じですか?

向原: DXを進める上では、まず経営層がDXの重要性を理解した上で協力してくれる体制を築くことが重要だと考え、「DX研修」を実施しました。講師を務めていただいたエクサウィザーズ 取締役の大植さんには、我々のDXの捉え方を十分に理解してもらった上で話をしてもらえたので、非常に有意義な研修でした。これまでにエクサウィザーズさんが経験してきた実例も多く紹介いただき、かなり理解が深まったと思います。

清家: たくさんの質問が出た中で、アフターセッションでもフォローしてもらい、事後のアンケートでは受講した役員陣の95%が『大変勉強になった』と答えてくれました。中には『DXに真剣に取り組まないと生き残れないと危機感を感じた』という感想もあり、DXの重要性や方向性を共通認識にできたと感じています。

exaBase コミュニティで積極的に情報交換

──DXに関するセミナーや相談イベントへの参加、最新情報の収集ができる「exaBase コミュニティ」へもご参加いただいていますね。どのようにご活用いただいていますか?

清家: 今後、DXをさらに推進していく中で、業界を越えた協業が重要になってくると考えています。そうしたつながりのきっかけを作ってくれる場づくりとして、すごく助かっています。今後、グループ内でDXを展開する際も、コミュニティ作りのヒントになっていると感じています。

向原: 同じようにDXに奮闘している社外の仲間と意見交換ができるので、心の支えにもなっています。大阪での開催時は皆勤賞を狙っています。本当は東京も全部行きたいですけどね(笑)。

エクサウィザーズとともに、DXを進化させていく

──全体を通して、エクサウィザーズのサービスをどのようにご評価いただいていますか?

向原: 実際にAIを活用したDX事例を数多く手掛けているだけあって、コンテンツが実践的で、さまざまな知見をお持ちだと感じます。また、我々のDX推進の現状を深く理解してくれた上で、パッケージにとどまらないソリューションの提案をいただけるのは、非常にありがたいです。

──最後に、エクサウィザーズに期待することをお聞かせください。

清家: データの蓄積を進めていき、お客様に対してデータを活用した新しいサービスの提供を検討できるフェーズになったら、そこもエクサウィザーズさんの得意分野だと思うので、ぜひ力を借りたいです。今後も事業パートナーとして、引き続きよろしくお願いします。