お客様の声

DXリテラシー学習後の確かな自信。実務での変化とは?

電気興業株式会社

業種 電気機器
従業員数 連結 1,086名(2024年3月31日時点)
用途 DXリテラシーの向上
ソリューション事業推進室
ITソリューション部
高尾 氏
ITソリューション部
小寺 氏
環境ソリューション部
佐々木 氏

Overview

課題

  • AI技術を持つ企業をグループ化し、DXに関連した新規事業を展開するため、DXリテラシーを身につけた人材を社内で育成する必要があった

exaBase DXアセスメント&ラーニングを選んだ決め手

  • eラーニングとアセスメントがセットになっており、人材の成長度を定量的な指標で可視化できる点
  • 営業担当からのフォローが手厚く信頼できた
  • 短期的なeラーニングではなく、長期的に学習できるプログラムであったこと

exaBase DXアセスメント&ラーニングを受検・受講した効果や感想

  • 営業職がDXの基礎を学べ、仕様書の理解や、顧客との会話の精度が向上した
  • 社員の間でDXに関する共通言語が生まれた

携帯電話基地局向けのアンテナなどの電気通信設備を、設計から製作、建設工事を手がける電気通信部門と、高周波焼入技術により自動車部品等の強度や耐摩耗性を高めるための各種誘導加熱装置の開発・設計・製作を行う高周波部門を軸に事業を展開する電気興業株式会社様。
近年では画像処理AI技術を持つ企業のグループ化や、AI・DXをテーマにした新規事業(無線通信×カメラ×AIを応用した各種ソリューションシステム)の推進に伴い、DXリテラシーの向上が急務になりました。
exaBase DXアセスメント&ラーニングを導入いただき、インタビュー時点で2回のDXアセスメントが完了しています。
今回は、DXアセスメントのスコアが向上した3名に、exaBase DXアセスメント&ラーニングに対する率直なご感想や、実務における変化を伺いました。

M&Aや新規事業の推進からDXリテラシーの向上が急務に

──exaBase DXアセスメント&ラーニング導入の背景をお聞かせください。

高尾氏: 一昨年、 弊社は画像処理AI技術を持つ企業をグループ会社の1社として迎え入れました。これまで弊社が展開してきたカメラソリューションに画像処理AIの技術を加え、より付加価値の高いサービスとしてお客様に提案をするためには、チーム全員でDXリテラシーを上げる必要がありました。
また、社内で新規事業人材育成プログラムを行っているのですが、近年のアウトプットは、AIやDXに関連したテーマに寄っている印象がありました。
会社のビジョンとして掲げられているAIやDX関連の新規事業を推進するためには、マネージャーの立場としては、先ず、部のメンバーに必要なスキルを習得してほしいという思いがあり、外部サービスを用いて知識の向上が必要だと感じていました。
そこで情報収集を行い、exaBase DXアセスメント&ラーニングに辿り着きました。
営業担当からのフォローが手厚く信頼できた点、eラーニングとDXアセスメントがセットになっており、学習の成果を把握できる点に惹かれ、導入を決めました。

eラーニングのおかげで「技術を顧客の価値に変換」する力が身についた

──DXマインド醸成コンテンツや、DXリテラシー獲得コンテンツが見放題のeラーニングを受講いただきました。eラーニングの受講を通じて、どのような変化がありましたか?

小寺氏: eラーニングを通じて、これまで理解が難しかった技術用語や仕様書の内容を正確に把握できるようになりました。
例えば、AIの分野でよく耳にする「アノテーション」といった用語をこれまでは理解できていなかったのですが、受講を通じてイメージできるようになりました。
アルゴリズムの構築はエンジニアに依頼すれば良いものの、営業職として必要な、「技術を顧客にとっての価値」に変換する力が身についたと感じています。

高尾氏: eラーニングで学んだSWOT分析などのフレームワークを活用し、新規事業のアイデア創出に役立てようと考えています。
また、開発と営業の関わり方についての理解が深まりました。営業としてどこまで対応すべきか、開発側が担うべき部分は何か、学習内容が実務に当てはまると感じています。
受講メンバーでコミュニケーションをとっていると、「それeラーニングで出てきたワードだ」と共通言語を持てるようになったのも嬉しいですね。

佐々木氏: 現在の私の業務は、直接AIと関わる機会は少ないのですが、将来的にAIを活用したプロダクト開発ができたらと考えています。そのため、AIの概要や活用事例を学ぶことができた点は有益でした。

──どのような学習スタイルで受講されましたか?

小寺氏: 私は主にオフィスで、隙間時間を利用して学習しました。学習の期日が決められていたため、計画的に進めることで、学習のペースを維持することができました。

佐々木氏: 私は朝の時間を活用しました。静かな環境で、集中して学習することができました。スマートフォンでも学習できるため、立ちながら動画を視聴できて便利でしたね。

高尾氏: 平日は、業務が終わった後、社用PCにて1時間ほど勉強していました。またはスマートフォンを利用して 、隙間時間に1~2時間ほど学習をしていました。

スコアの向上がモチベーションにつながった

──DXアセスメントを受検し、どのような印象を持ちましたか?

小寺氏: 最初の受検では、問題の意図が分からないこともありましたが、eラーニングを受講した後の2回目の受検では、内容を理解しながら解答できました。
数値面では、マインドスタンスのスコアが1.5伸びました。
AIを使った新規部門を立ち上げて、これから事業の柱にしなければならないという会社の期待に応えたい想いが、数値に現れたと思います。

佐々木氏: 最初は難しく感じましたが、2回目の受検ではスコアが上がり、学習の成果を実感するとともに、モチベーションの向上にもつながりました。

高尾氏: アセスメントを受けることで、自分の弱点を把握できるのが良かったですね。
私の場合は、AIの基礎知識を強化する必要があると分かり、その後の学習方針を立てやすくなりました。

──今後、どのようなサポートやサービスの改善があれば、より効果的に学習できると感じますか?

佐々木氏: 業種ごとに特化したコンテンツがあると、より実務に直結した学習ができると思います。例えば、製造業向けのDX講座があれば、弊社の業務に即した学びが得られるのではないでしょうか。

高尾氏: 職種に合わせてコンテンツを提供できると良いと思います。
例えば、技術者向けには生成AIを用いたプロダクトの作り方、管理部門にはDXを全社的に推進するためのマインドセットを醸成できるコンテンツなどです。
アセスメントについては、専門性を考慮した評価基準があると良いと考えています。営業や人事といった職種ごとに適切な評価指標を設けられると良いですね。

小寺氏: 受講状況やアセスメントの結果を社内の評価制度と紐づけることで、モチベーションをさらに高められると思います。
また、現在は管理職のみが全員のスコアを閲覧できますが、部全員のスコアを共有する機会があれば、より切磋琢磨しながらDXリテラシー向上に取り組んでいけると感じました。

──どんな方にexaBase DXアセスメント&ラーニングを利用してもらいたいですか。

小寺氏: 「やらされている」という受け身ではなく、能動的にDXを学びたい人が1番良いと思います。

佐々木氏: DXに直接関わっている方はもちろん、私のように今はDXに関わっていない方も、考え方や知識の幅を増やす良い機会になると思います。