1. トップ
  2. トレンド
  3. AI開発競争の勝者はデジタル秘書の開発企業 ニュースダイジェスト5-23-2023

AI開発競争の勝者はデジタル秘書の開発企業 ニュースダイジェスト5-23-2023

公開日
2023.05.29
更新日
2026.06.17
AI開発競争の勝者はデジタル秘書の開発企業 ニュースダイジェスト5-23-2023

「勝者はデジタル秘書の開発企業」(ビル・ゲイツ氏)

ビル・ゲイツ氏は、金融機関主催のイベントに登壇し、「AI開発競争の勝者は、個人向けデジタルアシスタントの開発に成功した企業」と語った(ソース:TheStreet

  • デジタルアシスタントが主流になれば「検索エンジンや、Amazonにはだれもアクセスしなくなる」
  • デジタル秘書の勝敗がつくまでに「まだしばらくかかる」。「テック大手が勝つか、スタートアップが勝つかは、50:50」

僕もゲイツ氏の意見に賛成。今は、OpenAI、Google、Metaが強いけど、来年ぐらいから競争のフェーズは、AI + デバイスになると思う。Amazonはアレクサに最新鋭の言語モデルを載せてくるだろうし、GoogleやAppleは開発中のARグラスに最新の言語モデルを載せてくるはず。アレクサは米国の家庭の約半分が使っているといわれるので、そこでユーザー数が一気に伸びるはず。戦いの行方はまだまだ分からない。

◎ChatGPT有料版とBARDの使用感

Google BARD、5/10に日本語対応し、アプリ(プラグイン)市場を発表した。一方のOpenAIはChatGPTのプラグインを5/12に有料版ユーザーにリリースした

両方使ってみた個人的感想としては、ChatGPTの有料版の暫定的勝利。やはりプラグインの威力は半端ない。下に紹介しているBizTpcのおかげでも僕の仕事がどれだけ楽になったか。

一方、お金を払いたくないのならBARD。最新の情報にもアクセスできるし、無料版のChateGPTよりも断然いい。

ただどちらも次々と機能を載せてくるので、最終的には優劣をつけがない。

◎米国の教育関係者はChatGPT利用を勧める側に

ChatGPTが登場したころは、ChatGPTの利用を禁止する学校が多かったが、ここにきて態度を一転。ChatGPT利用を促進する教育関係者が増えている。

ニューヨーク州の公立学校は、ChatGPT利用禁止を撤回すると発表した。(Bloomberg)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-18/RUV5ZGT1UM0W01

米調査会社Impact Researchの調べによると、米国の現場の教師の7割がChatGPTの利用に前向きであることが分かった。

米国の幼稚園から中学生までの教師を対象にしたアンケート調査で、51%の教師が ChatGPTを利用したことがあり、そのうちの88%がChatGPTを高く評価。73%がChatGPTは学習に役立つと答えたという。

◎ChatGPT plusのBizTocというプラグインが情報収集には便利

以下が、「今日のAI界隈のニュースは?」と聞いた結果。これもうITジャーナリスト不要じゃね?

以下は、今日のAI関連の主なニュースです:

1. [AIが生成したペンタゴン爆発の画像が株式市場を一時混乱させる](https://cointelegraph.com/news/ai-image-pentagon-explosion-stock-market-dip) – AIが生成した偽のペンタゴン爆発の画像が、一部のメディアによって拡散され、一時的に株式市場に影響を与えました。

2. [ChatGPTが壮大な失敗](https://www.thestreet.com/reference/education/chatgpt-has-a-spectacular-failure) – OpenAIのAIプラットフォーム、ChatGPTの能力とリスクが社会によって考察されています。一部の人々は、仕事の80%をChatGPTに任せていると報告しています。

3. [OpenAIが最も強力なAIシステムの国際的なガバナンスを求める](https://www.pymnts.com/artificial-intelligence-2/2023/openai-seeks-international-governance-of-most-powerful-ai-systems/) – OpenAIのCEO、Sam Altman氏は、AIの開発には広範な意見と規制が必要であり、Wikipediaのようなモデルを考えていると述べました。

4. [JPMorganがAIを通じて10億ドルの価値を提供する予定](https://www.pymnts.com/news/banking/2023/jpmorgan-on-track-to-deliver-1billion-in-value-through-ai/) – J.P. Morganは、AIを通じて10億ドルの価値を提供する予定であり、これは同社の投資家の日で明らかにされました。

5. [インテルが将来のAIチップの詳細を公開](https://www.reuters.com/technology/intel-gives-details-future-ai-chips-it-shifts-strategy-2023-05-22/) – インテルは、2025年に導入予定のAIコンピューティング用チップについての新たな詳細を公開しました。これは、Nvidia CorpとAdvanced Micro Devices Incと競争するための戦略の一部です。

以上が今日の主なニュースです。詳細については各リンクをご覧ください。

著者
湯川鶴章

AI新聞 編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。