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【エクサウィザーズ × 紀陽銀行共催セミナーレポート】「失敗しない!生成AI導入セミナー」
〜1,700社の実績から紐解く、中小企業のための具体事例〜

公開日
2026.09.15
【エクサウィザーズ × 紀陽銀行共催セミナーレポート】「失敗しない!生成AI導入セミナー」<br>〜1,700社の実績から紐解く、中小企業のための具体事例〜

2026年7月21日、株式会社エクサウィザーズと株式会社紀陽銀行は、地域企業の経営者様やDX推進担当者様を対象とした「失敗しない!生成AI導入セミナー」を、紀陽銀行大阪ビルとオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
本セミナーの最大の狙いは、「生成AIの最新技術と法人向け生成国内シェアNo.1※を誇る」エクサウィザーズと、「地域企業の経営課題に日々寄り添う」紀陽銀行がタッグを組むことで、「生成AIツールを導入して終わり」にさせない、実務定着までの確実な伴走支援体制を地域の皆様に提示することにありました。

※1デロイト トーマツ ミック経済研究所「LLM(大規模言語モデル)を自律的に連携させ非定型業務を自動化するAIエージェント ソリューションサービスの市場動向 2025年度版、 富士キメラ総研「2026 生成AI/AIエージェントで飛躍するAI市場総調査」<2024年度実績・サードパーティ対話型生成AIアプリケーション・ベンダーシェア>

【第1部】「うちの会社でどう使える?」1,700社の実績から紐解く、生成AIの最新成功事例

登壇者:株式会社エクサウィザーズ AIプロダクト事業本部  長谷川 和重 氏

第1部では、エクサウィザーズの長谷川氏より、生成AI導入の現在地と、全国1,700社以上の支援実績から見えてきた「成功の型」、そして同社が提供する『エクサベース AI』の強みについて詳細な解説が行われました。

「無料AI放置」の脅威と、全社インフラとしての生成AI

冒頭で長谷川氏は、現場の社員が良かれと思って個人のスマートフォン等で無料の生成AIを利用する「シャドーAI」のリスクに警鐘を鳴らしました。「入力した顧客データや機密情報が、意図せずAIの学習データとして利用され、世界中に漏洩する危険性があります。これを防ぐためには『AI禁止令』を出すのではなく、安全な有償AI環境を『全社インフラ』として提供することこそが最大の防御になります」と強調しました。

「ユースケースが見つからない」という壁を打ち破る、現場発の変革事例

多くの企業が生成AI導入の初期段階で陥るのが、「自社のどの業務で使えるのかわからない」というボトルネックです。エクサウィザーズは、この課題を打破するためには「解像度の高い現場の事例」が不可欠であると分析し、企業規模や業種を問わず再現性の高い変革事例を提示しました。

株式会社コプロス様(建築業):「人材課題の解決」を主軸に据えたDX

業務効率化だけでなく「若手不足の解消」を目的に生成AIを導入。働きやすい環境の整備と発信により、新卒応募者数が3年間で約3倍(378人)に急増するという劇的な成果を挙げられました。

株式会社田中組様(総合建設業):AIが「超優秀な新入社員・メンター」に

創業から100年を超える老舗企業が、2時間かかっていた議事録作成をわずか15分に短縮。さらに、新入社員が24時間いつでも質問できる「AIメンター」として活用することで、教育コストの削減と若手がベテランを支えるリバースメンタリングの土壌を醸成しました。

日本ピザハット株式会社様(飲食業):MAU80%を実現した社内浸透

各部署から「AIチャンピオン(推進者)」を選出して事例を共有する仕組みを作り、特定業務の作業時間を平均51%削減することに成功しました。

各社が「エクサベース AI」を選ぶ理由

こうした変革を裏で支えているのが、法人向け生成AI導入ソリューション市場でシェアNo.1を誇る『エクサベース AI』です。セミナー内では、多くの企業が同サービスを選ぶ「3つの決定的な理由」が語られました。
第一に、情報漏洩を防ぐ「国内完結型の強固なセキュリティ」です。入力したデータはAIの学習に一切利用されず、データ処理も国内サーバーで完結させることが可能です。機密情報のブロック機能も備え、シャドーAIのリスクを排除できます。
第二に、「プロ不要のAIエージェント機能」と「複数LLMの使い分け」です。
ChatGPT、Claude、Geminiといった複数の最新モデルを追加料金なしで切り替えられるだけでなく、調査・資料作成・議事録要約などを自律的にこなす「エージェント機能」を標準搭載。専門知識がなくても、誰でも高品質なアウトプットが出せます。そして第三に、「充実の無償サポート」です。月額900円/ユーザーからの低コストで導入できるうえ、基礎操作セミナーや24時間学べるe-Learningなどが無償で提供され、現場の自走を強力に後押しします。

明日から使える!マルチモーダルなAI活用ユースケース

これらの強みを活かした現場レベルのユースケースも多数披露され、多くの参加者が熱心にメモを取られていました。

【運輸・小売】アナログ情報のデータ化

手書きの「乗車履歴」や「アルバイトのシフト希望」、FAXで届いた「注文書」などをAIの目で読み取り、瞬時にExcelやテキストデータに変換。

【建設・営業】画像からの報告書自動生成

現場で撮影した「外壁のひび割れ」や「営業車の破損」の画像をAIに読み込ませ、原因推測を含む報告書のドラフトを数秒で生成。事務所に戻ってからの作業を大幅に削減。

【宿泊・サービス】クレームの裏にある「根本課題」の分析

膨大な顧客アンケートをAIに分析させ、「配膳スピードが速すぎる」という表面的な事象から「業務効率が顧客体験より優先されている現場風土」という根本課題を抽出。

長谷川氏は、「これらの事例に共通するのは、これまで人の目と手に頼るしかなかった手書き・画像・自由記述といった”埋もれた情報”を、AIが即座に使えるデータへと変換している点です。さらに重要なのは、単なる作業の効率化にとどまらず、顧客の声から現場風土の課題を掘り起こすように、人が気づけなかった本質に光を当てられることです。まずは自社に眠るアナログ情報を洗い出すことが、AI活用の第一歩となるでしょう」と締めくくりました。

【第2部】「AI導入はこう進める!」90日で結果を確認する伴走プロセス

登壇者:株式会社紀陽銀行 ソリューション戦略部 ITコンサルティングデスク 中島涼 氏

第1部で「ツールがもたらす圧倒的な価値と安全性」を理解した後は、第2部で紀陽銀行の中島氏が登壇。「便利な生成AIツールを、自社でどう試し、どう定着させるか」という実践的なプロセスについて解説しました。

失敗を防ぐ「90日ロードマップ」

中島氏は、いきなり全社で大規模な導入を進めるのではなく「まずは1部署・1業務・少人数」で小さく始め、90日間で導入の有効性を判断するモデルケースを紹介しました。

PHASE1(〜30日)業務整理フェーズ:

AI導入の第一歩は「業務の見える化」であり、いきなりツールを入れるのではなく、議事録作成や日報作成など、頻度が高く時間のかかっている「日々の面倒な業務」を棚卸し、試す業務を1つに絞ることを提案しました。

PHASE2(〜60日)小さく試すフェーズ:

機密情報の取扱いなどに関するAI利用ルールを整備したうえで、少人数でテスト運用を開始することを提案。この時期はツール導入以上に、「AI活用を表彰する」「成功事例を共有する」といった組織づくりが重要であるとの考えを示しました。

PHASE3(〜90日)継続判断フェーズ:

作業時間の削減率や差し戻し件数など、事前に設定した定量・定性指標に基づいて「継続する」「拡大する」「見直す」といった判断を行います。また、人事評価や与信判断など「AIに任せてはいけない領域(最終判断は人間が担う)」を明確にすることの重要性についても言及しました。

紀陽銀行が担う「AI活用の伴走支援」

最後に中島氏は、「AI導入に関するセルフチェックリスト」を紹介しました。自社が『導入準備段階』なのか『本格導入段階』なのかを可視化した上で、「現状の業務整理(企画)から、ルールの整備(導入)、利用状況のモニタリング(定着)まで、紀陽銀行が地域の皆様に伴走支援いたします」と案内しました。
生成AI技術を、地域に根差した金融機関が企業経営の現場に合わせて伴走支援する。そのようなメッセージに多くの参加者が耳を傾けていました。

参加者の声・アンケート結果から見える「確かな手応え」

セミナー後のアンケートでは、回答者の7割以上(大変満足・満足の合計)から高い評価を獲得。特にオンライン参加者の「満足以上」の回答率は80.0%に達しました。
また、「生成AIを利用したい業務」としては、「業務の自動化」「資料作成」が突出して多く、現場の定型業務やドキュメント作成の負担軽減に対する強いニーズが浮き彫りになりました。

フリーコメントからは、本セミナーが参加企業の皆様に「新たな気づき」と「具体的なアクション」をもたらしたことがうかがえます。

エクサベース AIの機能・具体事例への評価

「GPT、Gemini、Claudeをそれぞれ得意な内容に応じて使い分けられるのは大きなメリットだと感じた」
「すでに他社のAIを利用しているが、エクサベース AIにあるAIエージェント機能や導入方法などのアプローチを知れて非常に有益だった」
「実践的な利用方法について具体的な紹介があり、自社での活用イメージが明確に想像できた」

シャドーAIへの危機感と、セキュアな環境への安心感

「シャドーAIのリスクについて強く印象に残った。『入力データが生成AIに学習されない』点が非常に魅力に感じた」
「一部の社員だけでなく、会社全体で安全なAIが使われるようにするべき理由(全社インフラ化)がよく分かった」
「『90日かけて一緒に考えてくれる』というのが印象に残っている」
「ツールを入れるだけにならぬよう、ロードマップに沿って進めていきます」
「何から検討したらよいか分からなかったが、前進できる内容だと思いました」

おわりに:技術と経営の「両輪」で生成AIを会社のインフラへ

参加者の皆様の「具体的な事例を知りたい」という熱意に後押しされ、大盛況のうちに幕を閉じた本セミナー。現場の課題解決から始まり、やがては組織全体を動かす大きな波となる生成AIの可能性と、それを確実に定着させるための道筋をお伝えすることができました。
国内トップクラスのテクノロジーを提供するエクサウィザーズと、地域経営に寄り添う紀陽銀行。2社が強固に連携することで、単なる「便利なITツール」で終わらせず、生成AIを企業成長のための「真のインフラ」へと育て上げる支援を、これからも全力で進めてまいります。