お客様の声
機関投資家との個別面談の議事録作成で、上場後の面談件数増加においても、人員を増やさずに業務をおこなえる
光フードサービス株式会社
業種 | 飲食サービス |
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従業員数 | 169名(2024年5月末時点) |
用途 | IRの業務効率化 |
事例概要
課題
- IR業務をほぼ一人で担当しており、中でも機関投資家との個別面談の議事録作成に多くの時間をとられていた
- 投資家の評価を分析したり、振り返る時間がなく、次への対策に着手できない
導入の決め手
- 議事録の作成時間を大幅に短縮できること
- リーズナブルな価格で利用できること
- AIを活用しても、外部に情報が漏洩せず、安全であること
効果
- 1時間以上かかっていた議事録作成が最短5分で生成でき、大幅に業務効率化を実現
- 機関投資家との個別面談が増えても、人員を補充せずに対応できる
- 考えて取り組まければならない、その他のIR業務に時間を費やせるようになった
日本一の立呑みブランドを目指し「立呑み焼きとん大黒」「立呑み魚椿」など4業態で58店舗(2024年5月末時点)を展開している光フードサービス株式会社。2024年2月には、東京証券取引所グロース市場および名古屋証券取引所ネクスト市場に上場しています。IR業務をほぼ一人が担っており、IR業務を円滑に行うために、exaBase IRアシスタントを導入しました。
今回は、exaBase IRアシスタントの導入に至った背景や決め手、効果、今後の展開について、取締役管理部 部長の石田 央様と、管理部経理課 IR担当の三輪 幸宏様にお話を伺いました。
投資家面談の議事録作成に、毎回1時間超も要していた
今回、生成AIを導入することになった背景を教えてください。
石田:私たち光フードサービスのビジネスモデルは、小箱の立呑み店などを中心とした飲食事業の運営です。2024年2月に上場する以前からDXを進め、FC店を含めて店舗拡大をおこなっても、管理部の間接コストが増えない仕組みを整えてきました。
しかし上場後は、機関投資家との1on1ミーティング(以下、個別面談)が増え、それに伴い、個別面談の議事録作成に、IR担当の三輪が毎回1時間以上とられるなど、業務負荷が高まっていました。そのため、毎回個別面談の振り返りができないまま、業務に追われる日々を過ごしていました。
議事録の作成時間の大幅短縮、低コストと安全面が決め手に
「exaBase IRアシスタント」に決めた理由は何だったのでしょうか。
三輪:一番インパクトがあったのは、「この価格で、私たちの困り事を解決できる」ということでした。それに、個別面談の録音データが生成AIの学習用データとして利用されることがなく、また、セキュリティ面でも安心できる点が魅力でした。
実際に活用してみると、個別面談の録音データを読み込ませるだけで、これまで1時間以上かかっていた作業が5分でおこなえ、大幅に業務時間を短縮することができました。
それによって、IR業務も変わりましたか。
石田:そうですね。メインスピーカーである代表の大谷にすぐに議事録を共有できるようになりましたし、取締役会に向けて、機関投資家からの評価を発表する準備も容易になりました。何よりも、現状のIRの課題を分析して、次のIR戦略立案の時間をつくれるようになったのが大きいですね。
今後は、想定問答のAI生成も活用していく
導入してみての手応えなどはいかがですか。
石田:導入前は三輪が議事録の作成を一人で担っていたので、個別面談が増えてくると、もう一人増員しなければならないと考えていました。それがexaBase IRアシスタントを導入したことで、個別面談が増えても、人を増やさずに運用できるようになりました。しかもリーズナブルな価格なので、理想的なDXが実現できたと思います。
exaBase IRアシスタントには、議事録の作成機能の他に、有価証券報告書や決算資料、投資家の面談議事録をAIに読み込ませて、想定問答を生成する機能もあります。そちらの機能を活用されたことはありますか。
三輪:一度、トライアルで決算説明資料を完成させたときに、それを生成AIに読み込ませて、Q&Aを生成したことがあります。質問の背景なども作成してくれるので、最初見たときは非常にびっくりしました。石田さんにも一度お見せしましたよね。
石田:私も驚きましたね。光フードサービスは、来年の2025年2月に初めての定時株主総会をおこないます。その時には、このQ&A自動生成を活用したいと考えています。
将来的には、IRの専任部門を新設できるように業務を拡充していきたい
exaBase IRアシスタントをご活用いただいて、どのような企業に特におすすめだと思われますか。
石田:私たちのように、売上・利益をこれから伸ばしていくような企業におすすめだと思います。そういう企業は本社のマンパワーも限られているので、早期にこのシステムを導入することで、マンパワーを増やさずに円滑に業務を回すことができると思います。
ありがとうございます。最後に、IR業務における今後の展望をお聞かせください。
石田:現在、三輪は経理課に所属しながらIR業務をおこなっていますが、将来的にはIRの専任部門を立ち上げ、その部門の中核メンバーあるいは責任者として任せていきたいと考えています。
そのためにも、exaBase IRアシスタントをさらに活用して業務の効率化を進め、三輪には空いた時間でIRについてさらに学んでもらって知見を蓄積し、業務範囲をもっと広げてもらいたいと思っています。
三輪:信頼と実績を積み上げ、「IRのことなら、三輪に」と周りから言ってもらえるように、しっかりとノウハウを身に付けていきたいですね。