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AI専門家Q&A
公開日
2026.04.24
更新日
2026.06.17

生成AIツールを比較するとき、どのような点を比較すべきですか?機能面のほか、運用を見据えた際に導入後に差が出やすいポイントも含めて知りたいです。

この質問の回答者

この質問の回答者
駒谷徹

株式会社Exa Enterprise AI
AXサービス事業開発部 部長

生成AIツールを比較する際は、回答の精度や機能の豊富さといった「機能面」に加え、導入後に管理体制を維持できるか、現場に定着させられるかといった「運用面」の評価が欠かせません。ツール導入後に「セキュリティ基準を満たせず本格展開が進まない」「現場で使いこなせず活用が止まる」といった事態を防ぐためにも、以下の3つの視点で比較することが重要です。

■機能面:最新モデルへの追従性と、シャドーAIを防ぐ網羅性

機能面では、GPTやGemini、Claudeなど複数の最新モデルを業務に合わせて切り替えられる柔軟性が重要です。AI技術、特に画像生成やデータ分析などの進化は非常に速いため、特定のモデルに依存しすぎるとアップデートに追従できなくなるリスクがあります。

また、自社独自のデータを参照させるRAG(検索拡張生成)機能も、設定の手間や対応するファイル形式、蓄積可能なデータ量などがツールによって異なるため、運用を始めてから「データの追加や更新が負担になる」「想定した形で活用できない」といった課題に直面しやすい領域です。

このように、一部の機能が不足していたり使いにくかったりするツールを選んでしまうと、会社が把握していないAIを個人の判断で勝手に使う「シャドーAI」のリスクが高まります。そのため、RAG機能も含め、現場の業務に必要な機能が直感的に使える形で網羅されているかを確認することが不可欠です。

■運用面①:強固なセキュリティと監査ログの管理体制

本番導入後に差が出やすいのが、セキュリティや管理体制を無理なく維持できるかという点です。特に機密情報を扱う企業においては、学習へのデータ利用制御だけでなく、利用ログの監査機能、SSO(シングルサインオン)やIPアドレス制御によるアクセス権限の管理が求められます。

さらに、データがどこで処理されるか、ISMSなどの第三者認証を取得しているかといった厳格なセキュリティ基準を満たしているかがツール選定の前提となります。 

■運用面②:活用状況や導入効果の可視化と伴走支援

「高機能なツールを入れたが、現場で使われない」というのも導入時の大きな課題です。生成AIは、どのような指示(プロンプト)を出すかによって成果が大きく変わるため、全社員のIT知識レベルの差を埋める工夫が必要です。

さらに、導入を成功させるためには、「どの部署の誰が使っているか・使っていないか」や「どれくらいの業務時間が削減されたか」を定量的に把握し、社内に示すことが不可欠です。そのため比較時には、利用状況や業務削減時間を自動集計して可視化する「ダッシュボード機能」が備わっているかどうかが重要なポイントになります。

削減効果や利用状況が見える化されれば、投資対効果(ROI)の確認だけでなく、社内の優れた活用事例を発見し、独自の知見として全社へ横展開しやすくなります。

このように、ツールの性能だけでなく、ダッシュボード等による効果の可視化機能や、業務ですぐに使えるプロンプトのテンプレート提供、社員向けの活用研修など、提供会社の継続的なサポート体制が充実しているかが導入後の成否を大きく分けます。

法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」は、複数の最新モデルを用途別に使い分けられるだけでなく、RAG構築、利用ログ管理、アクセス制御、業務削減時間の可視化機能(ダッシュボード)を備えています。

さらに、国内でのデータ処理やISMS認証取得といった強固なセキュリティ環境に加え、レベル別研修や継続的なサポート(内製化支援など)も充実しているため、現場活用と管理・統制を両立しやすいサービスです。機能や特長、他社での豊富な導入事例などを確認したい方は、資料ダウンロードから詳細をご覧いただけます。

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