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10-25-2021ニュースダイジェスト

公開日
2021.10.28
更新日
2026.06.17
10-25-2021ニュースダイジェスト

ここ最近、個人的に気になった世界のテクノロジー関連ニュースを集めました。この記事は、会員向けの限定公開記事です。一部未確認のうわさや個人的見解を含みますので、一般公開はご遠慮ください。

かすかな影でも人物の動きを判断するAI


壁や床に映った影から、机や椅子などの静止物の影を差し引いたり、いろんな光の反射を取り除くことで、部屋の中に人間が何人いるのか、それぞれが何をしているのかを判断する技術らしい。人間の目では分からないようなかすかな影でも判断が可能で、監視カメラに映っていない場所にいる人間の動きも、影から判断できるという。(情報源:Scientificamerican.com

AIが3Dプリンターの素材探しに貢献


いろんなものが3Dプリンターで作られるようになってきているけど、問題は素材。3Dプリンターは素材を積み重ねていくわけだけど、下の層にしっかりとくっつかないとだめだし、上に層が積み重なった重さでつぶれるようでもだめ。


その素材探しをAIでやろうという試みが進められているが、マサチューセッツ工科大学が、低コストでゴミがでない素材を探す方法を開発したらしい。(情報源:Scitechdaily.com

DeepMindがロボティックス・プラットホームを買収

Googleの関連会社でAIベンチャーの雄、米DeepMind社が、物理シミュレーションのプラットホームMuJoCoを買収した。DeepMindはこのプラットホームをオープンソースで公開し、世界中のロボット研究を支援したいとしている。

最近のAIの研究開発の最先端はDeepMindとOpenAIがツートップ。OpenAIって最初はAIをテック大手に独占させないという目的で、イーロン・マスク 氏などが出資した非営利団体だったんだけど、マスク氏は抜けてマイクロソフトが支援するようになった。また非営利での運営が厳しくなったので営利組織になっているらしい。結局きれいごとでは、莫大な資金が必要なAIの研究開発はできないということなのかも。ということで今は、Google系のDeepMindと、マイクロソフト系のOpenAIという闘い。今回DeepMindがロボティックスのプラットホームに乗り出したのも、OpenAIに差をつけるためだということらしい。(情報源:analyticsindiamag.com

自動運転の技術を搭載した視覚障害者向け白い杖

杖の先端にカメラと小さな車輪がついていて、障害物を認識して障害者がぶつからないようにする杖。LIDARなどの自動運転車に搭載されているようなセンサーを搭載しているほか、GPSや加速度センサーなども装備されていて、障害者の現在地、進行方向、速度、姿勢などを把握できるという。
通常の白い杖に比べて、20%ほど早く歩けるらしい。
最新技術満載なんでコスト高になると思いきや、無料のオープンソースソフトと市販のセンサーを購入し、自分で組み立てれば400ドルぐらいで作れてしまうそうだ。(情報源:knowridge.com

伸縮する衣類で呼吸を管理

空気や液体の入った細いチューブを布の織り込んでいて、空気や液体を超小型デバイスから出し入れすることで、服が伸びたり縮んだりする。病後の呼吸トレーニングや、歌のレッスンなんかに使えるという。下の動画を見てみてください。

どんな表面もコントローラーになる超音波技術

Sentons社のSDSwaveプロセッサーとジェスチャーエンジンを使えば、どんなデバイスの表面もコントローラーになるという。動画を見れば分かりやすいが、超音波センサーで指の動きを察知するらしい。メガネや時計など、いろんなもののコントローラーになるかも。

身代金を要求するランサムウェア被害が米で続出

コンピューターウイルスの一種で、お金を払わないとコンピューターが使えなくなったり、情報が漏洩するランサムウェアの被害が米国で多発している。今回は10社以上の地方テレビ局が被害に遭った。日本はまだあまり社会問題化していないけど、そのうち日本も狙われるのかなあ。(情報源:NBCnews

AirPodsがヘルスケアデバイスに


Wall Street Journalによると、AppleはAirPodsをヘルスケアデバイスにすべく研究開発を続けているという。体温や姿勢などのデータが取得できるようになるという。やっぱりそう来たか、という感じ。

看護師ロボットのGraceさん

さん付けするのも変だけどw。第14回汎用知能カンファレンスに出典されるロボット。
個人的には、データを解析するのはAIでもいいけど、身の回りのお世話には、人間の温かみがほしいなあ。本物の人間そっくりに作ればいいというものではないと思うんだけど。まあ認知能力が低下したお年寄りの相手にはロボットでもいいのかもしれないけど。

でもなんか自信なさげな表情。こんな自信なさげな看護師嫌だなあw。(情報源:express.co.uk

動物実験を不要にする人工臓器チップ


創薬のために仕方ないんだけど、動物実験ってなんだか嫌。そんなこと言っても、焼肉大好きな時点で自己矛盾してるんだけどw。


人間の細胞を培養して人工臓器チップを作って、いろんな臓器のチップを連携させて、薬品の影響を見るというイスラエルのベンチャー企業が900万ドルの投資を受けたらしい。がんばってほしい。もちろんAIなくしてありえない話。(情報源:Techcrunch

AI信号機で排気ガス2割削減

Googleはこのほど開催したサステナブル事業の説明会で、信号機にAIを設置することで信号待ちの時間や排気ガスを削減することができると発表した。
この説明会は環境保全に関するGoogleの研究開発の現状を報告するもので、AI信号機に関して多くは明らかにされなかったが、信号機における交通量を計測し、どのタイミングで信号を変えれば、最も信号待ちの時間が少なくなり、その結果二酸化炭素排出量が減るのか、という実験をイスラエル国内の4カ所の交差点で実施しているという。
これまでのところ、「燃料消費と待ち時間が10%から20%減少した」としている。しかし具体的にどのようなAIシステムなのかは明らかにしなかった。
リオデジャネイロなど他の都市でも実験をする計画という。(情報源:Engadget.com

交通事故発生予測モデル


これまでの事故発生予測モデルは、過去の事故に関するデータを基に予測するので、過去に事故が発生していない場所での事故を予測できなかった。


MITの研究者らが作ったこのモデルは、自動車のGPSデータから、その場所の渋滞具合、速度などの情報を取得して、AIで学習するので、事故が発生したことがない場所での事故発生予測もできるという。

ハーバード大らが医療データの暗号化プラットホーム


医療の未来は4P(Predictive, Preventive, Personalized, Participatory)と言われるけど、それを実現するには多くの人の医療データが必要。といってもプライバシーの問題があるので、世界共通の暗号化プラットホームのようなものが必要になってくる。そこでEPFLやMIT、ハーバードなどが共同で暗号化プラットホームFAMHEを作った。論文が学術誌Nature Communicationsに発表された。
使い物になるのかどうか、これからウォッチしていきたい。(情報源:Scitechdaily.com

自動運転車やドローンのハッキング防止にブロックチェーン

社会がどんどんデジタル化される中で、今後より大きな問題になるのがハッキング。例えば自動運転車へ送られた情報が偽情報だったら大変なことになる。
マサチューセッツ工科大などの研究グループは、ブロックチェーンを使うことで情報の正当性を示すソリューションを開発したらしい。
今後、いろいろなデータの正当性を示すためにブロックチェーンが使われる、という予測は以前にも聞いたことがある。確かに個人的(素人的)には可能性があるように思う。ただいろいろと課題はあるらしく、それほど簡単でもない、という指摘もある。
専門的過ぎて、僕には今回のソリューションがそうした課題を解決できるのかどうかは分からない。ただやはりブロックチェーンを使う方向で進んでいくんじゃないかなって思う。(情報源:Autoevolution.com

リアルタイム・ホログラム


3Dバーチャルリアティティの中にアバターではなく、自分自身の3D動画でリアルタイムに登場する技術。8i(エイトアイ)社が開発した。動画を見てもらうのが一番分かりやすい。ちょっとコメディタッチに作ってある動画だけど。