exaBase 生成AI for アカデミー、瀧野川女子学園中学高等学校が全校生徒に導入 〜生徒の探求学習深化と教員の働き方改革を支援し、教育DXを加速~
株式会社エクサウィザーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下 エクサウィザーズ)のグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(本社:東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下 Exa Enterprise AI)は、学校法人瀧野川女子学園 瀧野川女子学園中学高等学校(所在地:東京都北区、理事長・校長 山口 治子、以下瀧野川女子学園)が、教育機関向けに最適化された生成AIサービス「exaBase 生成AI for アカデミー」を導入したことをお知らせします。2024年度に実施した活用検証を経て、2025年度より全校生徒において本格的に利用を開始しました。当社は、瀧野川女子学園におけるAI活用を支援してまいります。
☑︎全校導入に向けた検証内容
教育現場では、DX推進の必要性が高まる中で生成AIを活用した教育の可能性が注目されています。そうした中、瀧野川女子学園は、特にICT教育と創造性・起業家精神育成において全国的にも先進的な取り組みを推進しており、その一環として2024年度に「exaBase 生成AI for アカデミー」を活用し、以下検証を実施しました。
・教職員向けAIリテラシー教育基盤の構築
・授業準備や教材開発、個別指導案作成、校務における事務処理でのAI活用検証
・令和7年度からの生徒利用に向けた授業モデルの開発
・一部授業内での実践的な検証
exaBase 生成AI for アカデミーは、生成AIを使ったことがない・慣れていない教職員やでもすぐに使えるプロンプトを実装していることが強みです。これらの取り組みを通じて、exaBase 生成AI for アカデミーの教育現場での有用性を確認し本格導入へといたりました。なお、本サービスは令和7年度 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の採択校に対して提案可能です*。
*DXハイスクール採択の高等学校に対して「exaBase 生成AI for アカデミー」でDXを支援(2025年1月30日発表)
☑︎2025年度の取り組み
2025年度より、exaBase 生成AI for アカデミーの全校生徒における本格利用を開始しました。具体的には以下の取り組みを進めていきます。
1.段階的な全校生徒への展開
探求学習やグループワークでの生成AI活用から始まり、生徒の発達段階や各教科の特性に応じた利用範囲の拡大しつつ、最終的には全学年の生徒が日常的に生成AIを利活用できるよう展開
2.教育現場での倫理観と情報リテラシーを重視した機能の継続的な最適化
3.安全な利用環境を維持し、セキュリティとプライバシーを保護
4.創造性・探究学習支援機能の本格活用
生徒の商品企画やプロジェクトテーマ設定におけるアイデア創発支援。探究学習における情報収集・分析の高度化。レポート作成、プレゼンテーション、英語でのコミュニケーション(イマージョン教育連携)能力の向上支援
5.教職員による継続的なサポートと指導
生徒のAI活用状況を把握し、個別最適化された指導を強化。校務効率化により創出された時間をより生徒と向き合う活動に充当
当社は、瀧野川女子学園のこれらの取り組みを支援し、教育DXの加速に貢献してまいります。
☑︎瀧野川女子学園中学高等学校 副校長 山口 龍介様コメント
現在、大学も中高の教育も100年に一度と言われる大転換を迎えています。共通しているのは、実社会に新しい価値を創り出せる若者を育てるという、社会からの要請です。それに向けて、本校は2015年より創造性と起業家精神を育む独自の「創造性教育」を行い、2023年に実績と貢献が認められ、「キャリア教育優良学校」として文部科学大臣表彰を受けることができました。この原動力の一つが、「黒板の無い教室」に象徴される、全教科全授業がクラウドベースでICT化された、効率2〜3倍を誇る授業です。
2025年よりexaBase 生成AI for アカデミーを導入した理由は、より実社会に新しい価値を創り出す能力を備えた若者を育成すべく、さらにアウトプット思考の教育を行うにあたって、生成AIの利用は必須と考えたからです。未来を担う生徒の重要なプライバシーを守りながら、思う存分活用できるソリューションとして、exaBase 生成AI for アカデミーが最適だと判断し、4月より、中学2年生から高校3年生までの全生徒を対象に日々の授業で使用しています。
AIは文字通り日進月歩であり、それぞれのエンジンの長所も短所も日々変わっていきます。一つのサービスでChatGPTやGeminiなど、最新の複数のエンジンを自由に切り替えて利用できるのは、大きな魅力で、教科や授業の特性に合わせて教師も生徒も最適なエンジンを使うことができています。2026年からプログラミング教育を必修とし、チームで挑むビジネスアプリの学内コンペを行う予定であり、その際にも生徒たちを後押しする強力な道具となると期待しています。
☑︎ exaBase 生成AI for アカデミーについて
exaBase 生成AI for アカデミーは、教育機関向けに特化した生成AIサービスです。京都大学や神戸大学などの知見を取り入れ、教員の業務負担軽減と学生の学習支援を目指しています。カスタマイズ可能なプロンプト、強化されたセキュリティ、高性能な生成AIモデルへのアクセスが特徴で、頻繁に使うプロンプトをテンプレートとして共有できるため、業務の質と速度向上に貢献します。
資料はこちらよりダウンロードいただけます。
URL:https://event.exawizards.com/misc/2024199
【Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL :https://exawizards.com/eai/
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL :https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報 メール:publicrelations@exwzd.com