介護記録AIアプリ「CareWiz ハナスト」、パラマウントベッドの「見守り支援システム」と連携
〜医療用・介護ベッド国内シェアNo.1~
〜見守り機器の検知情報をアプリに即通知、確認作業の効率化が可能に~
AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下、エクサウィザーズ)は、介護記録AIアプリ「CareWiz ハナスト」(以下、ハナスト)に「見守り支援システムとの連携機能」を3月9日に追加します。医療・介護用ベッド国内シェアNo.1のパラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村友彦、以下、パラマウントベッド)が提供するベッド設置型の体動センサーの情報を処理する見守り支援システム(以下、見守り支援システム)と、ハナストが連携することで、離れた場所からでも、利用者の就寝状況や心拍などの通知情報を確認できます。
今回の連携機能を介護現場の人材不足といった社会課題の解決に生かすため、利用現場での導入も積極的に進めます。介護施設事業者の株式会社スマイル(神奈川県横須賀市)の施設に3月中旬以降試験的に順次導入。他の事業者にも提案し、拡大していく計画です。
ハナストと見守り支援システムが連携することで、体動センサーの様々な情報を、ハナストのアプリで受け取ることが可能となります。情報を受け取ったスタッフはハナストのアプリ画面で、業務を遂行しながら確認できます。これによって、スタッフが逐一利用者の居室に出向いて状況を確認する回数を削減できます。
☑見守り支援システムから連携できる主な情報
あらかじめ見守り支援システム側で設定した以下のような情報を体動センサーで検知して、ハナストアプリに表示し通知音でお知らせします。
・利用者の「睡眠」から「覚醒」への移行
・利用者の「睡眠」、「覚醒」から「起きあがり」への移行
・利用者の「睡眠」、「覚醒」、「起きあがり」から「離床」への移行
・利用者の呼吸数・心拍数(体動から算出された推定値)が設定値を外れ一定時間経過した際
例えば、「離床検知:402号室のAさん、離床したことをお知らせします」「呼吸低下:405号室のBさん、呼吸が下限設定値を下回ったことをお知らせします」、といった情報を通知音とともにお知らせします。
☑︎取り組みの背景
介護現場における人材不足が叫ばれており、行政が人員配置の要件を緩和する検討を進めています。具体的には、記録ソフト、見守り機器やインカムなどのテクノロジーを活用した複数の機器やサービスを利用し連携することで、ケアの質を確保しながら1人のスタッフがより多くの時間を利用者と向き合うことができるといった点です。
そこで、「介護記録に”話す”ことを活かせないか?」という介護現場の声をもとに開発されたのが、介護記録AIアプリのハナストです。音声による介護記録のほか、スタッフ間の連絡機能も備えています。
今回の見守り機器との連携機能の導入にあたっては、介護事業者のスタッフ、施設運用者の方々からの様々な意見を取り入れました。(1)作業中でも通知音で情報の受信を知ることができる、(2)通知情報を画面で一覧できる、(3)音声による介護記録やインカム機能を切り替えたり、他のアプリを立ち上げたりしなくて済む、――といったものです。
☑株式会社スマイル 東海事業部部長 萬田勝彦氏 コメント
見守り支援システムのアラートがハナストで通知されると、ヘッドセットから耳に直接伝わってくるので聞き逃す可能性を減らすことができるようになります。夜間でも昼間でも常に通知してくれることで、スタッフの効率的な行動に生かすことができ、強い味方になると期待しています。
■「東京ケアウィーク’22」に参加します。
ケアコネクトジャパンのブースにて、ハナストを体験いただけます。
会期 :2022年3月9日(水)~ 11日(金)
会場 :東京ビッグサイト 南4ホール ブース番号: 15-11
主催 :ブティックス
公式サイト: http://careweek.jp/
☑三位一体での支援サービス連携機能
ハナストは、介護向け電子カルテサービス業界首位のケアコネクトジャパンの「ケアカルテ(CAREKARTE))と連携して、日々の介護業務を記録できます。ハナスト、ケアカルテ、見守り機器の介護支援サービスを三位一体として連携させることで、業務を中断することなく、1つのアプリで介護に関係する様々な情報を集約し、記録・管理ができるようになります。
■CareWiz ハナスト 概要
「CareWiz ハナスト」は、「介護記録に”話す”ことを活かせないか?」という介護現場の声をもとに開発された介護記録AIアプリです。介護サービス事業所・施設のご利用者名と介助の内容を声に出して発話するだけで、AIが介護記録に関連する言葉だけを読み取り記録化します。
保存された記録は他のスタッフからもすぐに閲覧が可能で、介護を必要としている方々がどれくらい食事や水分を取ったか、どのような様子だったかを簡単に確認できます。「インカム機能」も搭載し、スマホ画面を操作することなく音声のみでスタッフ間の連絡ができるため、介助中に手がふさがっている状態でもインカムなどICT機器としてアプリを利用できます。
また、ケアコネクトジャパンが提供する、全国1万2000の介護サービス事業所・施設や障がい福祉サービス事業所で導入されている介護記録・請求ソフト「CAREKARTE(ケアカルテ)」との連携を実現。「CareWiz ハナスト」を使って声で記録をしたあとは、簡単に「CAREKARTE」にデータ連携でき、介護記録・情報共有・保険請求までを一気通貫で行えます。
見守り機器との連携も可能です。現在、パラマウントベッドの見守り支援システムと連携し、状態の変化、呼吸数・心拍数(体動から算出された推定値)の変化などの情報をハナストのアプリ上で通知として確認できます。
ウェブサイト:https://carewiz.ai/hanasuto
お問い合わせ:https://carewiz.ai/hanasuto/contact
※CareWizはエクサウィザーズの登録商標です。
【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名:株式会社エクサウィザーズ
所在地:東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
代表者:代表取締役社長 石山 洸
事業内容 :AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部
メール:publicrelations@exwzd.com