サッポロホールディングスが「exaBase 生成AI」を採用
〜グループの企画・管理系700人で試験導入、独自プロンプトで年1万時間の削減効果を見込む〜
株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、サッポロホールディングス株式会社(以下、サッポロホールディングス)が、法人向けのChatGPTサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」を採用したことをお知らせします。サッポログループ各社の企画・管理系部門を中心とした約700人を対象に2024年2月1日から試験導入し、共同開発の独自プロンプトの活用などで年間1万時間の工数削減効果を見込んでいます。
Exa Enterprise AIは日本企業や団体の生産性向上に向けて生成AIサービスやプロダクトを提供することで、人の可能性を解き放ち新たな挑戦に向きあえる社会の実現を目指しています。
☑生成AIサービスを試験導入する背景
サッポログループでは、「中期経営計画(2023~26)」において、事業戦略・財務戦略・サステナビリティを支える経営基盤として「DX」を重点活動の1つに位置付けています。あらゆるステークホルダーとともに成長し続け、お客様と企業の価値最大化を目指し、デジタル技術の活用による業務変革への取り組みを推進されています。
こうした背景の中、生成AIサービスの採用によって、日常的に多大な工数が掛かっている業務の品質と生産性の向上を目指しています。Exa Enterprise AIの「exaBase 生成AI powered by GPT-4」(以下、exaBase 生成AI)は、Microsoft社が日本国内で提供するGPTモデルを利用するSaaS形式のサービスです。入力したプロンプトのデータが学習に利用されないこと、入力ログなどが確認できる管理ダッシュボードを持つことなどを評価し、今回の試験導入に至りました。
☑活用内容と工数削減効果 〜稟議文書の作成や校正などで年間1万時間の削減見込む〜
利用者が活用する生成AIへの入出力となるプロンプト集の提供、および活用スキルを身に着けた推進人財の各部門での育成によって、活用の定着を図っていく予定です。
プロンプト集は、サッポロホールディングスがExa Enterprise AIと共同で開発した、同社グループのシステムや業務に合わせた独自のものです。稟議文書の作成や校正など、現場の活用ニーズに応えることで年間約1万時間の工数削減の効果を見込んでいます。
今後、サッポロホールディングスは試験導入の結果を検証したうえで、対象部門や業務を拡大し、業務プロセス自体の改善や創造性の向上などのさらなる効果創出を検討していく計画です。
☑ exaBase 生成AIについて
exaBase 生成AI powered by GPT-4は2023年6月に有料サービスを開始以来、多くの企業や団体、行政機関などが採用し、2024年1月時点で約4万ユーザーが利用しています。法人が利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能です。マイクロソフトの「Azure OpenAI Service 東日本リージョン」を利用することで、データを全て日本国内で処理しています。また、顧客が自社で利用するファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も提供しています。
exaBase 生成AIについては以下のリンクをご覧ください。https://exawizards.com/exabase/gpt
【株式会社Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立 :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL :https://exawizards.com/eai/
【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL :https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部 メール:publicrelations@exwzd.com