exaBase 生成AIがTeams、SharePoint、Outlookなどマイクロソフトの各種サービスとの連携を開始
〜業務データのシームレスな活用・蓄積を実現、個人のスケジュールを参照し、生成AIがユースケースをレコメンド〜
株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」がマイクロソフトの「Microsoft Teams」「Microsoft SharePoint Online」「Microsoft Outlook」との連携に対応することをお知らせします。一連の取り組みで、マイクロソフトの各種サービスを利用している顧客に対し、生成AIの活用によるデータ資産のさらなる価値化や活用促進・定着化を支援していきます。
Exa Enterprise AIは日本企業の生産性向上に向けて生成AIサービスやプロダクトを提供することで、人の可能性を解き放ち新たな挑戦に向きあえる社会の実現を目指しています。
☑新機能の内容
Exa Enterprise AIは生成AIを通して、企業における情報の「つなぐ、つかう、ためる」を支援しています。今回の3つの新機能によって、企業や組織でマイクロソフトのプラットフォームや製品、exaBase 生成AIを活用中の顧客に対して、さらなる生産性の向上や新しい価値を提供していきます。TeamsやSharePoint Onlineとの連携を実現し、ユーザーがOutlookのカレンダーに登録した内容から、適切なユースケースやプロンプトの活用をレコメンドする機能も提供します。Outlook連携によって、これまで生成AIを積極的に活用していなかったユーザーの利用も促進していきます。具体的な機能は以下の通りとなります。
(1)Teams連携
普段利用しているTeamsを起動するだけで、チャットインターフェースからexaBase 生成AIが利用できるようになります。初期画面に、通常のチャットのほか、生成AIユーザーの利用頻度が特に高い翻訳、議事録作成を行うプロンプトテンプレートを呼び出すボタンを設置しています。
本機能は、exaBase 生成AI のチャットを利用可能な Teams アプリで利用できます。 Teams アプリストアにて配信を予定しています。
(2)SharePoint Online連携
exaBase 生成AIは、管理者が業務で利用するファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にした生成や対話を行う「データ連携」の機能を提供しています。本機能の強化として、MicrosoftのコラボレーションプラットフォームであるSharePoint Onlineのクラウドストレージへ対応し、情報のシームレスな活用や蓄積ができるようにします。2024 年 2 月に発表した「 Box」との 連携に続くものとなります。
SharePoint連携では、各企業や組織がすでに蓄積した情報に対して、exaBase 生成AIの管理者が部署やプロジェクト、役職や職種など任意のグループで連携時のフォルダーに対するアクセス権を設定できます。ユーザーごとに複数のグループに所属することが可能です。
グループ単位でのデータの管理について詳しくは以下をご覧ください。
https://exawizards.com/archives/26223/
(3)Outlook カレンダー連携
個人の予定を管理できるMicrosoft Outlook カレンダーと Teams上のexaBase 生成AIのアプリ が連携します。
具体的には、各ユーザーが登録したスケジュールのタイトルを読み込んだうえで行動を予想し、利用者の生産性向上に寄与するユースケースとプロンプトを提案します。各種の業務ごとのプロンプトを提供する、exaBase 生成AIのテンプレート機能を活用しています。 例えば、顧客との商談や会議のスケジュールに対して「送信するメールの草案作成」や「会議での議論内容の壁打ち」、社内のミーティングに対して「メモを元にした議事録の作成」などによる生産性の向上をexaBase 生成AIから提案いたします。
本機能によって、Outlook カレンダーに行動を登録しておくだけで、生成AIを積極的に活用していなかったユーザーでも、業務に応じたユースケースを見い出して生成AIを使いこなせるようになります。生成AIの活用度合いを引き上げて、組織全体の生産性向上が期待できます。
画面 TeamsアプリからOutlookカレンダーの連携機能を利用する手順
☑︎利用料金・提供時期
・Teams連携とOutlook カレンダー連携については、追加費用なしで2024年5月中に提供予定です。
・SharePoint Online連携は企業単位での追加お申し込みが必要となり、1 ユーザ当たり月額 200 円で 2024 年 6 月以降に提供予定です。
☑︎exaBase 生成AIについて
2023年6月に有料サービスを開始以来、大企業を中心に採用いただき、4万ユーザー以上にご利用いただいています。行政機関も活用しています。法人が利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能です。また、顧客が企業内のファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できるデータ連携機能も提供しています。
exaBase 生成AIについて詳しくは以下をご覧ください。https://exawizards.com/exabase/gpt
なお、エクサウィザーズグループは情報セキュリティマネジメントシステムのISMS(ISO/IEC 27001)、 クラウドサービスセキュリティのISMS-CLS(ISO/IEC 27017)、プライバシー情報マネジメントシステムのISMS-PIMS(ISO/IEC 27701)の各国際規格を取得しており、セキュリティやプライバシーを重視してプロダクトやサービスを開発・提供しています。
【Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
設立 :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL :https://exawizards.com/eai/
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL :https://exawizards.com
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報 メール:publicrelations@exwzd.com