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2022.10.07リリース

エクサウィザーズ、エクサホームケア、VisionWizの3つのプロダクトが 2022年度グッドデザイン賞を同時受賞 〜保育・介護分野でのAI活用の取り組みが評価されました〜

 AIを活用した社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下エクサウィザーズ)と、子会社のエクサホームケア(東京都港区、代表取締役社長:石野 悟史、以下エクサホームケア)、VisionWiz(東京都港区、代表取締役社長:池知 慎一、以下VisionWiz)各社の3つのプロダクトが2022年度のグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を同時に受賞しました。受賞対象となったのは、エクサウィザーズの介護音声入力アプリ「CareWiz ハナスト」、エクサホームケアのAI歩行解析ツール 「CareWiz トルト」、VisionWizの自動写真サービス「とりんく」です。この受賞を機に、社会課題解決に向けさらに邁進していきます。

グッドデザイン賞について 
 グッドデザイン賞はデザインによって暮らしや社会をより良くしていくための活動で、1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」と共に広く親しまれています。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど様々なものごとを対象とした賞です。日本を代表する建築家やデザイナー、それに学識者などから作る審査委員会によって選び抜かれたものごとに贈られます。
サイトURL: https://www.g-mark.org/

介護音声入力アプリ「CareWiz ハナスト」について

【概要】
 「CareWiz ハナスト」は、「介護記録に”話す”ことを活かせないか?」という介護現場の声を通じて開発された介護記録AIアプリです。介護サービス事業所・施設のご利用者名と介助の内容を声に出して発話するだけで、AIが介護記録に関連する言葉だけを読み取り記録化します。

 保存された記録は他のスタッフからもすぐに閲覧が可能で、介護を必要としている方々がどれくらい食事や水分を取ったか、どのような様子だったかを簡単に確認できます。「インカム機能」も搭載し、スマホ画面を操作することなく音声のみでスタッフ間の連絡ができるため、介助中に手がふさがっている状態でもインカムなどICT機器としてアプリを利用できます。

 また、ケアコネクトジャパンが提供する、全国1万2000の介護サービス事業所・施設や障がい福祉サービス事業所で導入されている介護記録・請求ソフト「CAREKARTE(ケアカルテ)」との連携を実現。「CareWiz ハナスト」を使って声で記録をしたあとは、簡単に「CAREKARTE」にデータ連携でき、介護記録・情報共有・保険請求までを一気通貫で行えます。

 見守り機器との連携も可能です。現在、パラマウントベッドの見守り支援システムと連携し、状態の変化、呼吸数・心拍数(体動から算出された推定値)の変化などの情報をハナストのアプリ上で通知として確認できます。
サイトURL:https://hanasuto.carewiz.ai/

【評価コメント】
 今後も少子高齢化が進む中で人材不足が課題ともなっている介護の現場において、テクノロジーを使って事務的な間接業務を効率化することで、介護従事者が人間的なケアにより多くの時間を充てられることは、社会的な意義も大きい。手が塞がっている場面も多い介護の現場において発話をAIが聞き取り記録するという方法も理にかなっており、UIもシンプルに整理されていて好感がもてる。

☑ AI歩行解析ツール「CareWiz トルト」について

【概要】
 AI歩行解析ツール「CareWiz トルト」は、高齢者に対し自立支援サービスを提供する事業者(介護サービス事業者、医療機関、福祉用具供給事業者など)を歩容解析AIでサポートするサービスです。 スマートフォンなどで高齢者などの歩行時の様子を動画で撮影し、転倒リスクなど複数の項目を点数化した上でフィードバックします。 利用者や家族の満足度向上や、スタッフ間で動画を通した意思疎通を図ることで情報連携に貢献します。2020年から販売を開始し、現在、全国の高齢者施設など約400か所が導入、動画の投稿数も3万3000を超えています。
サイトURL:https://carewiz.ai/toruto/

【評価コメント】
 少子高齢化時代において、健康寿命を伸ばすことは大きな社会課題であり、その課題をAI技術で解決する取り組みは社会的な意義がある。その中でも本サービスは、高齢者の転倒リスクに着目し、これまで理学療法士による専門的な診断が必要であった歩行分析を、スマホによるAI動画解析によって実現している。こうした専門家以外の人間には難しい、目的特化した画像分析はAIの得意とする領域であり、また、結果を元にした当事者とのコミュニケーションのためのUI/UXもわかりやすく工夫されている点も評価できる。

VisionWizの自動写真サービス「とりんく」について

【概要】
 子どもの成長はあっという間で、その一瞬一瞬が宝物です。一緒に過ごす時間はもちろん、保育園や幼稚園、習い事の時間などの離れている時間も、我が子の成長はいつだって見逃せません。しかし、多くの園・教室において、普段のいそがしい業務を行う先生が子どもたちの毎日の生活や活動の様子を写真で記録・選別し、保護者への提供までを行うことは負担が大きく、また、撮影した写真に偏りが出てしまうといった課題などもありました。

 このような背景のもと、「預けている間の子どもの様子を知りたい」という保護者の声や、「安心安全に保育・教室運営をしながら子どもたちの成長の記録をしっかり残してあげたい」という園・教室スタッフの声に応えるため、 AIカメラでつくる新しい見守りのかたちとして開発されたのが、自動写真サービス「とりんく」です。

 「とりんく」は、その日の写真をその日のうちにほぼ毎日配信します。AIカメラが子どもの行動や表情を検知して自動で撮影・選別するため、日常の自然な様子はもちろん、一生懸命何かに取り組んでいる姿、家ではできないことを園・教室で頑張っている様子など、普段は見ることができない子どもの姿を写真を通して見ることができます。
サイトURL:https://tlnk.jp/

【評価コメント】
 次の時代を担う子どもたちを見守る保育園や幼稚園で働く保育士たちの負担を軽減できる、社会的な意義もあるサービスである。毎日の保育園や幼稚園での子どもの様子を偏りなく記録し、一人一人を識別して保護者に届けることは、ただでさえ負担の大きい保育士にさらなる負担となってしまう。AIを活用してこうした作業を省力化することで、保育士が子どもと向き合う時間を増やすことができる。

【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名:株式会社エクサウィザーズ
所在地:東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
代表者:代表取締役社長 石山 洸
事業内容 :AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/

【株式会社エクサホームケア 会社概要】
会社名:株式会社エクサホームケア
所在地:東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
代表者:代表取締役社長 石野 悟史
事業内容 :AIを利活用した介護・福祉用具関連サービスの開発、販売 

【株式会社VisionWiz 会社概要】
会社名:株式会社VisionWiz
所在地:東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
代表者:代表取締役社長 池知 慎一
事業内容 :画像認識AIを活用したコンテンツ配信

<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部メール:publicrelations@exwzd.com