エクサウィザーズ、東北電力と AIサービスの事業創出に向けた業務提携を開始
〜東北電力のアセットと、exaBaseサービス群や人材育成ノウハウを組み合わせ、 地域の課題を解決する新事業を企画・開発~
☑︎協業検討の背景
エクサウィザーズは、ミッションとして「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」を掲げています。
グローバルにおいてデータ利活用の重要性が高まる中、AIのアルゴリズムやユースケースなどを蓄積したAIプラットフォーム「exaBase」をベースとして、各種のサービスを開発・提供しています。幅広いセクターと幅広い技術領域に事業を展開するとともに、少子高齢化に伴う介護や働き手不在の解消、従来型の産業システムにおける生産性向上、非連続なイノベーションの創出にも取り組んでいます。また、課題を特定し伴走するAIコンサルタントや顧客の事業領域を理解する多種多様なドメイン専門家、AIやITのエンジニアを擁することを強みとしており、新事業開発やエネルギー業界での経験・知見も多く保有しております。
また、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」や、AI・DXのソフトウェアを柔軟に創出できる開発環境「exaBase Studio」を適用した検証、それらの活用に向けた利用者研修やアイデアソンなど、東北電力のDX推進を支援してまいりました。
東北電力は、経営理念として「地域社会との共栄」を掲げ、2030年代のありたい姿として「地域の一員として電気・エネルギーを中心とした事業展開を通じて社会を支える使命を果たすことで、地域・お客さまとともに価値を共創し続ける」ことを掲げています。
これを支える変革のドライバーの一つとしてグループ全体でのデジタル技術の活用やプラットフォームの構築推進を掲げており、またAIやスマートデバイスによる設備管理やデータ事業などの新たなビジネスをDXで加速していくこととしています。
両社は、東北電力の掲げるスマート社会の実現について、社会的に重要性の高いものであるとの価値観を共有し、両社の目指す将来や企業価値向上に向けた取り組みについて、様々な議論を行ってまいりました。
☑︎協業のイメージ
エクサウィザーズ及び東北電力は、東北電力の有する各種データや顧客基盤等の事業アセットと、エクサウィザーズが有するデジタル・AI領域における技術力及び事業開発力並びに人材育成ノウハウ、ドメイン知見を相互に持ち寄り、東北6県および新潟県の企業や団体などが抱える人材不足などの課題解決に向けた新規事業を検討してまいります。
また、東北電力は、エクサウィザーズのDX人材育成ノウハウやAI関連のサービス群などを活用し、エネルギー事業の新たな事業価値創出に取り組む予定です。
☑︎両社コメント
小山 光雄:東北電力株式会社 常務執行役員(コーポレート担当、IR担当、最高デジタル責任者)
当社は、「東北電力グループDX推進方針」のもと、生成AI等の最先端技術を積極的に活用し、電力供給の安全性や安定性等を高めることでさらなる効率化を図り、エネルギー事業の価値向上とグループ全体のビジネスプロセスの変革に取り組んでおります。
今回の業務提携により、当社のDX人財や資産を活用しながら、エクサウィザーズ様とともにデータ事業をはじめとする新規事業創出を加速させ、お客さまに“よりそう”デジタルサービスの提供を通じ、東北発の新たな時代のスマート社会実現に向けてさらなる挑戦を重ねてまいります。
大植 択真:株式会社エクサウィザーズ 常務取締役
「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献する」という取り組みは、当社のミッションである「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」をまさに体現するものです。
両社のリソースを持ち寄り、相乗効果を発揮することで、「デジタルの力で人の成長を加速させ、お客さま・地域・社会に貢献するDX」「大企業における新事業の創出」などを迅速に実現していきたいと考えております。
特に生成AIの利活用を幅広く促進することにより、東北・新潟の企業や団体の生産性を向上させ、エリア全体の競争力向上に寄与することを目指すとともに、今回の協業を通じて、東北・新潟における雇用の創出にも取り組んでまいります。
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報 メール:publicrelations@exwzd.com