言語処理学会にて開催のLLMコンペティションで、エクサウィザーズが安全な情報生成の分野で1位獲得 〜 有害な情報を効率的に排除した生成で評価、米国の高校数学を解く分野では3位に入賞 〜
エクサウィザーズは、このほど言語処理学会併設の大規模言語モデル(LLM)をファインチューニングするコンペティションにチームで参加し、「安全性タスク」で1位となったことをお知らせします。有害な情報を排除しつつも、いかに有用な情報を回答できるのかスコアリングされ、評価されました。また、米国の高校数学コンテストの問題を解く「数学タスク」でも3位に入賞となりました。当社のエンジニアはこれらの経験を、生成AIのプロダクトサービスや顧客案件の開発に生かしてまいります。
コンペティションは、言語処理学会第31回年次大会併設の、第1回「大規模言語モデルのファインチューニング技術と評価」において、2025年3月14日に実施されました。
安全性タスクにおいては、安全、有害、ボーダーラインの質問を各種のLLMで生成したのち、人の目を通して安全性向上に効果的なデータセットを作成。それらをファインチューニングの手法で効率的に学習させました。質問、正解、応答などについて数段階で評価するロジックも開発することで高い精度を実現しました。
生成AI技術が企業システムに普及するなか、LLMの回答内容の安全性やコンプライアンスへの対応は、ますます重要となっています。エクサウィザーズは今回の成果を継続的に改善し、AIプロダクトの開発や、個別顧客におけるサービス/システムの構築案件に適用していきます。
本コンペティションについて詳しくは、ワークショップのサイトをご覧ください。
https://llm-jp.github.io/tuning-competition/tasks.html
今回のエクサウィザーズの取り組みについては「Engineer Blog」をご覧ください。「言語処理学会第31回年次大会(NLP2025) 参加報告」として掲載しております。
https://techblog.exawizards.com/entry/2025/03/19/153930
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部 メール:publicrelations@exwzd.com