リアルな現場課題を共有し、DX人材育成の課題解決につなげるユーザー会を開催
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、2025年7月24日に、「exaBase DXアセスメント&ラーニング*」ユーザーの皆様のDX人材育成の課題解決を目的としたユーザー会を開催しました。今回は、「DX人材要件の明確化」「中長期におけるDX人材育成計画の立て方」「受講者のモチベーション維持と学習促進方法」をテーマに、ディスカッションを行いました。当日は、6社11名にご参加いただき、DX人材育成を主導する各社の担当者様から生の声を聴き、実感のこもった意見交換が行われました。
☑開催内容
参加者の皆様には、少人数のグループに分かれてディスカッションに参加いただきました。これにより、一人ひとりが積極的に意見を交換し、深い議論を交わすことができました。
テーマ1:DX人材要件の明確化
多くの企業が、全社共通の要件と部門別の個別要件をどのように定義するかに課題を抱えていることが明らかになりました。トップダウンのビジョンと現場のニーズのギャップを埋めるため、双方の意見を統合していくことの重要性が再認識されました。
テーマ2:中長期におけるDX人材育成計画の立て方
DXの急速な進化に対応するため、従来の育成計画とは異なるスピード感が求められている、という点が共通認識となりました。「3年程度の期間で柔軟な計画を立てるべき」という意見が多く聞かれ、計画の実効性を高めるためには、人事評価制度と連動させる仕組みが必要であるという議論が交わされました。
テーマ3:受講者のモチベーション維持と学習促進方法
学習を単なる研修で終わらせず、キャリアパスや業務と直接結びつけることの重要性が指摘されました。また、学習成果を評価・報酬と結びつけるインセンティブの仕組みや、学習時間を業務時間として明確に位置づけるといった、組織的なサポート体制の必要性が話し合われました。
☑参加者の声と成果
参加後のアンケートでは、「とても満足した」4名、「満足した」5名という大変高い評価をいただきました。
【参加者の声(一部抜粋)】
・「各社の人材育成を主導する方々の生の声を聴き、実感の伴う議論ができました。」
・「自社にも取り入れてみようと思うヒントを得ることができました。」
・「業種が異なる他社様の事例や課題を伺うことができたため有意義な意見交換ができたと思っております。」
・「すぐに始められる他社様の取り組みがあったため有意義なディスカッションであった。」
☑次回開催に向けて
参加者の皆様からは、次回開催に向けた要望も多数寄せられました。
・「定義した要件を個人が満たすための基準の設定、インセンティブの作り方」
・「DX教育内容や教育体系」
・「DX人財育成プログラム受講者に納得感を持って参加いただくための施策」
今回のユーザー会で得られた課題やご意見を参考に、今後も参加者の皆様にとって有益な場を提供できるよう、定期開催を検討してまいります。
*exaBase DXアセスメント&ラーニングの詳細はこちら
https://exawizards.com/exabase/assess-learning/training/