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2026.07.29リリース

エクサウィザーズ、AI時代のセキュリティサービスを提供する新会社「ExaSecurity」を設立 ~AIシステムを守り、AIでセキュリティを強化する2つの事業を展開~

株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、子会社 株式会社ExaSecurity(以下ExaSecurity、エクサセキュリティ)を、2026年10月を目途に設立することを決議しました。ExaSecurityは、エクサウィザーズグループがAIシステムを実運用規模で構築・運用する中で培った実践的な知見を活用し、AIシステムを守り、AIでセキュリティを強化する2つの事業を展開してまいります。ExaSecurityを当社グループのセキュリティ基盤へと発展させるとともに、中期的には海外のお客様へのサービス提供も目指してまいります。

☑ 設立の背景
 エクサウィザーズグループは、2,500社を超える企業・行政機関のお客様にAIプロダクトおよびAIサービスを提供し、業務の効率化や人手不足への対応を支援しております。生成AIやAIエージェントを日常業務に活用する組織が増える中、従来型のセキュリティサービスでは十分に対応できない新たなセキュリティリスクが生じております。具体的には、プロンプトインジェクション、AIエージェントの挙動の改ざん、AIモデルを経由した機密情報の漏えい、AIサプライチェーンの脆弱性などが挙げられます。AIの普及に伴いセキュリティ投資は拡大している一方で、AIシステムに深い専門性を持つセキュリティ事業者は少なく、AIを安全に活用することは、AIを利用する企業にとって重要な経営課題となっております。

 AIセキュリティを取り巻く政策・規制の整備も進んでおります。2026年には、重要インフラ事業者のサイバー防御義務を強化する新たな法制度が施行される予定であり*1、EU AI規則(EU AI Act)をはじめとする国際的なルールの整備が進むとともに、OWASP LLM Top 10等のガイドラインが参照基準として普及しつつあります。国内サイバーセキュリティ市場は2025年~2026年で約2兆円規模と推計されており*2、なかでもAIエージェントがハードウェアにもソフトウェアにも搭載され、かつ運用にもAIエージェントが組み込まれつつあることから、AIによるセキュリティ分野の運用自動化は進むと見込まれております。

 こうした背景を踏まえ、2026年5月12日に公表した「3P × Frontier」戦略の一環として、エクサウィザーズは、AI時代のセキュリティサービスを提供するため、ExaSecurityを設立することといたしました。

*1 内閣官房国家サイバー統括室、「サイバー対処能力強化法及び同整備法(令和7年5月16日成立、同年5月23日公布)」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cyber_anzen_hosyo_torikumi/index.html
*2 株式会社矢野経済研究所 プレスリリース(2026年6月3日発表)(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/4130)

 ☑ 事業内容
 ExaSecurityは、2つのサービス領域を展開いたします。1つは、AIレッドチーミング(攻撃者の視点からAIシステムの脆弱性を検証するテスト)、セキュリティ診断、AIガバナンス・コンプライアンスに関するコンサルティング等の支援を通じてお客様のAIシステムを保護するサービスであり、もう1つは、ペネトレーションテストをはじめとする従来型のセキュリティサービスにAIを活用し、より高速かつ広範に提供するサービスならびにAIセキュリティ関連製品の販売・導入支援です。

 ExaSecurityは、以下の3つの戦略を中心として事業を進めてまいります。
1.差別化されたAIセキュリティ体制の構築
AIセキュリティの実務を担えるシニア専門人材によるチーム体制、再現性のあるサービス提供手法、そして当社グループがAI事業で培ってきたブランドを競争力の源泉としてまいります。サービス事業においては人材そのものが価値の中核であることから、シニア専門人材の採用と定着を最優先の戦略課題として取り組みます。

2.グループのセキュリティ基盤としての役割
ExaSecurityは、当社グループ自身のAIプロダクトのセキュリティ保証を担うとともに、官公庁・金融機関をはじめとする規制の厳しい業界において、グループ各社が事業を展開する際の信頼の証としての役割を果たします。また、グループ各社のプロダクトと連携したセキュリティサービスの提供や、グループの顧客基盤との相互送客を通じて、グループ全体の価値向上に貢献してまいります。

3.個別案件から継続的なサービス・プロダクトへの発展
ExaSecurityは、開業時においては、個別のプロジェクト単位でセキュリティサービスを提供いたします。一方でAIシステムとそれを取り巻く脅威は絶えず変化し続けることから、これらのサービスはお客様を継続的に支援する形へと段階的に発展させてまいります。また、複数の案件を通じて特定された共通の課題は、標準化したうえでプロダクトとして提供することで、実績のある手法をより多くのお客様へ、より効率的にお届けしてまいります。

 ExaSecurityはエクサウィザーズグループ自身のAIプロダクトのセキュリティ強化にも寄与し、グループ全体におけるお客様からの信頼向上につながることが期待されます。今後は、ExaSecurityを当社グループのセキュリティ基盤へと発展させるとともに、中期的には海外のお客様へのサービス提供も目指してまいります。

☑ コメント:代表取締役  Lachlan Mitchell(ラクラン ミッチェル)
世界中の企業が生成AIやAIエージェントを日々の業務に取り入れる一方、その普及のスピードにセキュリティの実践が追いついていないのが現状です。攻撃者はAIを武器化する手法を進化させ続けていますが、多くの組織の防御は依然として従来型の手法にとどまっています。AIシステムには、設計・開発・運用のあらゆる段階で、セキュリティ、ガバナンス、そして信頼を最初から組み込むことが不可欠です。同時に、AIはセキュリティの分野そのものにも変革をもたらしており、防御側はこれまでにない速さと規模で脆弱性を発見し、修正できるようになりつつあります。こうした変化の時代においてお客様に必要とされるのは、AIとサイバーセキュリティの双方に精通し、かつ一社一社の事業の実情を深く理解するパートナーであると私たちは考えています。

ExaSecurityは、AIシステムそのものを守ること、そしてAIの活用によって従来のセキュリティを強化すること――この両面から課題に取り組みます。私たちの強みは、エクサウィザーズグループが10年にわたり実際のビジネスの現場でセキュアなAIシステムを構築・運用してきた経験と、その実践を通じてしか得られない知見にあります。「AIを社会が安心して頼れる存在にする」というAI時代の大きな社会課題に挑み、エクサウィザーズグループのミッションである「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」ことに貢献してまいります。

 ☑ExaSecurityの概要
会社名    :株式会社ExaSecurity
所在地    :東京都港区芝浦4丁目2−8
設立日    :2026年10月(予定)
事業開始日:2026年10月(予定)
代表者    :代表取締役 Lachlan Mitchell
事業内容  :
・AIレッドチーミング、セキュリティ診断、AIガバナンス・コンプライアンス支援等のコンサルティングを通じた、お客様のAI環境のセキュリティを担保するサービスの提供
・ペネトレーションテストをはじめとする従来型のセキュリティサービスにAIを活用し、より高速かつ広範にAIによるセキュリティを強化するサービスの提供、ならびにAIセキュリティ関連製品の販売・代理店業務

【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長CEO 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報 メール:publicrelations@exwzd.com