エクサウィザーズ、LLM活用により最短1日で音声制御を実現するインターフェースを提供開始
〜システムやロボットと人間のインタラクションを向上、既存システムやオンプレミス環境にも対応〜
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、大規模言語モデル(LLM)の活用により、ロボット等の機器を含むシステムの音声制御を容易に実現するインターフェースの提供を開始したことをお知らせします。ロボット等の機器の制御に必要なボタンやパネルなど一定のスキルが必要となる操作のトリガーとなっている既存のシステムを、最短1日で音声制御が可能なシステムにアップデート可能となります。なお、本インターフェースはオンプレミスの環境の制御にも対応可能です。
エクサウィザーズは、AIを利活用したさまざまなサービスやプロダクトの提供を通じて、日本企業全体の生産性向上をはじめとした社会課題解決を目指しています。
☑︎インターフェース概要
本インターフェースを活用して構成する音声制御システムは、LLMを活用することで、人の指示に一定の表現の揺れやあいまい性がある場合でも、指示した内容と同じ文脈のコマンドを探し出すことができます。人に話しかけるような自然な対話で、システムやロボットを正確に制御することが可能になります。
なお、本インターフェースは日本語と英語の両方に対応しています。
特徴1:システムと人間のよりスムーズなコミュニケーションを可能に
人が指示を出してからシステムやロボットが反応するまでの遅延を抑えることができます。既存のオペレーションを維持したまま音声制御を自然に取り入れることができ、システムと人の対話がよりスムーズになります。
特徴2:最短1日で導入、既存システムの音声制御が可能に
学習が不要なインターフェースであり、最短1日で実装・利用が可能です。従来は学習などに一定の期間が必要だった音声制御システムの導入を短期間で実現し、ボタンやパネル操作から音声制御のシステムへのアップデートを迅速に行えます。
特徴3: オンプレミス環境に対応、ネットワーク通信を必要とせずローカル制御も可能
本インターフェースはオンプレミス環境での導入に対応しています。ネットワーク通信を必要とせずローカルの環境でも制御できるように設計しており、電波が届きにくい環境や通信圏外の場所でも運用できます。また、さまざまなプログラミング言語に対応可能なAPIも提供可能です。
☑︎自律的な操作が困難な素材の操作も音声制御で実現可能
高度な模倣学習・予想学習技術を有するマルチモーダル*なロボット向けAIプラットフォーム「exaBase ロボティクス」と本インターフェースを組み合わせることにより、従来のロボットでは自律的な操作が困難かつ人の手による取り扱いを前提とするような柔軟な素材の操作を、音声制御で実現できます。
「本インターフェースを活用したロボット制御のデモンストレーション動画」
※クリックorタップで映像が流れます
当社は今後も、本インターフェースを活用したさまざまなサービスやプロダクトの提供を通じて、日本企業全体の生産性向上をはじめとしたさまざまな社会課題の解決に取り組んでいきます。
☑︎「exaBase ロボティクス」について
ロボット・重機などの制御データや画像データ、力覚・触覚など人の五感にあたるさまざまなセンサーデータを用いて従来のロボットでは実現が難しいとされていた作業の自動・自律化を実現する、マルチモーダルなロボット向けAIプラットフォームです。ティーチングでは難しい単純作業の代替や、熟練者の動作再現等、さまざまなシーンで活用することで、企業生産性の向上に寄与しています。
サイトURL:https://exawizards.com/exabase/robotics/
*マルチモーダル:視覚(カメラ)や触覚(センサー)、制御機器からの情報など、複数の種類のデータを元に高度な判断を行い、複雑なタスクをこなすAI技術
※exaBaseはエクサウィザーズの登録商標です。
【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL :https://exawizards.com/
<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報部 メール:publicrelations@exwzd.com