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2024.09.17リリース

「exaBase IRアシスタント」、AI議事録生成に日英書き起こし機能を実装
〜和文での要約に加え、カスタム・カテゴリー、辞書登録機能なども順次実装〜

株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、IR Techサービス「exaBase IRアシスタント」に日英書き起こし機能を実装したことをお知らせします。英語のみでのIR面談、日英逐次通訳が同席するIR面談を、いずれも原文で全文書き起こしし、和文に要約された議事録を作成することが可能となります。本実装により、海外投資家対応を効率的かつ迅速にデータベース化することで、IR業務の効率化を目指します。今後、カスタム・カテゴリー機能や、辞書登録機能等も順次実装してまいります。

Exa Enterprise AIは、IR Techを利活用したサービスを提供することでIR業務のDXを推進し、日本企業がより付加価値の高い投資家コミュニケーションを行うことを支援します。

ポイント1: 議事録生成機能に海外投資家対応(日英書き起こし)を実装
 IR業務において株式市場との対話の記録である議事録は、極めて重要かつ有益なデータベースです。株式市場との対話においては、海外機関投資家との対応も重要であり、英語面談を日本語で記録・和訳し、経営層へのレポーティングを行うことは、膨大な業務を抱えるIR現場における課題の一つでもありました。
 多様な大規模言語処理モデル(LLM)を活用することで、英語のみの面談、日英逐次通訳が入る面談、いずれにおいても話された言語(日英)での全文書き起こしと、それらに基づく和文要約を可能とする機能を実装させ、翻訳作業の手間を削減し、経営層へのタイムリーな情報共有を支援します。
 本機能は、年内は無償提供としますが、将来的にはオプション機能として有料化する方向性です。

<導入を決定した顧客の声>

総合海運(東証プライム)

■   聞き取りづらいアクセントや、スピードが早い英語の音声においても、高精度の書き起こしをしてくれるIRツールは他に見たことがない
■   業務効率の改善にむけて、即効性がとても高い

大手製薬
(東証プライム)

■   単なる書き起こしではなく、投資家からの質問や回答、フィードバックなどを、国内・海外投資家の隔てなく整理してくれるため、非常に便利
■   人間のIR担当が本来フォーカスすべき「考える業務」に重点を置きやすくなる

総合民生機器
(東証プライム)

■   英語のみの取材は、日本語取材に比べると、投資家からの質問等の抽出・整理にとても時間がかかっていたが、大幅な効率化につながる
■   より多くの投資家との対話への時間活用や、投資家の声を経営層に共有することへの高速化につながる

ポイント2: 議事録の構造化「カスタム・カテゴリー機能」を実装
 IR業務においては、投資家からの質問事項を構造化して蓄積していくことが、投資家の質問傾向や自社へのフォーカス、課題を認識する上で重要です。本サービスでは、あらかじめ実装された14のカテゴリーに基づき、質問をカテゴライズすること(例:質問が「経営戦略」、「資金調達」等に区分されるなど)が可能でしたが、顧客の声に基づき「カスタム・カテゴリー」を実装してまいります。
 自社のセグメント情報や、自社固有のフォーカス内容に基づき、具体的にどのような質問が投資家側から出ているのか、包括的にレビューすることが可能となります。

ポイント3: 辞書登録機能を実装
 IRで用いられる財務に関する用語は、既存サービスにおいてもあらかじめセットされたワーディングを認識する仕組みが実装されております。一方、様々な顧客のご要望に基づき、ご利用いただく企業の業種・業界に特化した専門用語などを個別登録できる機能を10月以降に実装予定です。本機能により、より利便性の高い書き起こし機能をご案内してまいります。

exaBase IRアシスタントのさらなる開発に向け、パートナー企業を募集中
 様々なユーザーの声を反映し、より利便性の高いプロダクトにしていくため、日本の各業界における代表的な企業のIR部門の方々にもご協力いただき、製品の改善を日々推進しています。今後もIRに携わるプロフェッショナルの生産性の向上と、日本企業の開示水準のさらなる向上の支援を推進していきます。株主総会対応、IR領域におけるAI実装や業務効率化に向けて、当社とのパートナー連携にご関心をお持ちいただける企業様は、下記宛にご連絡をお待ちしております。

exaBase IRアシスタント窓口:exabase-irassistant-info@exwzd.com
※トライアル利用にご関心をお持ちの企業様も、上記からご連絡をお待ちしております。

exaBase IRアシスタントの導入実績について
 exaBase IRアシスタントは、2023年10月に製品版を提供後、JR東日本、村田製作所、豊田合成、名古屋鉄道、GENDA、東海東京フィナンシャルHD、東急、光フードサービス、西武ホールディングス、トプコンの他、メガバンクを含む複数の大手金融機関、大手の総合商社、大手通信事業者、大手半導体企業など多様な業種の東証上場企業でのサービス導入が進んでいます。機関投資家対応や決算準備、株主総会での活用を中心に、IRをはじめとして株主総会所管部門である総務、法務、経営企画、経理など、幅広い部署での利活用が始まっています。

exaBase IRアシスタントについて
 exaBase IRアシスタントは、IR面談の音声・動画データから、AIが面談議事録の生成を行うサービスや、各種IR文書等をデータソースとして、決算説明会、株主総会、各種説明会または記者会見等において想定される質問とそれらに対応する回答案を企業固有の情報を含む形でAIが自動生成するサービスを提供しています。
 Exa Enterprise AIは、exaBase IRアシスタントについて、外部情報との連携や、様々な新機能のリリースを予定しております。プロダクトの利便性向上に向けた取り組みを通して、上場企業の情報開示実務をテクノロジーで一貫してサポートする「IR Tech」を推進してまいります。
exaBase IRアシスタント サイトURL:https://exawizards.com/exabase/ir-assistant

【Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立  :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL    :https://exawizards.com/eai/

【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

<広報に関するお問い合わせ先>
株式会社エクサウィザーズ 広報 メール:publicrelations@exwzd.com